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2019/08/17

回旋鍼(かいせんしん)の威力に大騒ぎです (8/25臨床実践塾の準備)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。


 
    写真①       ビフォー        写真②

 
    写真③       アフター        写真④

 
    写真⑤ビフォー               写真⑥アフター

腰椎ヘルニアがあるので前後屈はできなかったのですがご覧の通りです
8月25日の臨床実践塾 でも同じ実験をします


新城針灸院のお客さん(患者さん)は第一部のみですが、10名様を無料でご招待(要予約)させて頂きます

☎ 06-6765-7622


「体が歪んでいる感じがするんです」と言う方がいました。
歪みを調べてみると、写真①②のように体が硬くて体を捻れないんです。
それで、
「面白い鍼を開発したので、それでやってみましょう」と、頭に鍼2本の回旋鍼をやりました。

写真①と②は回旋鍼をする前です

写真③と④は回旋鍼をした後です。

写真①と②のときは、「脇腹から背中が引っ張られる」と言って、体を捻じることができない状態でした。
そして、回旋鍼をしたら、
「あれーーーー!!!」と叫ぶような声を出してグイーッと捻じるのです。

カメラを構えていたスタッフも、
「ええーっ!」と、思わず叫び声をあげていました。
そして、撮影するのも忘れて、目を見開いて見ているのです。

「ちょ、ちょ、ちょっと、写真撮らないと……」と私が言っても、その方を見ているばっかりで、撮影のことなど忘れているようでした。
「写真、写真、写真、、、」と私が言うと、
「あ、はい、はい、はい」とやっと撮影してくれました。

それから、
「前に倒すのはどうなんですか?」と本人が言うので、
「やってみたらいいですよ」と言うと、サッと立ち上がり、
写真⑤のように腰を前に曲げていました。

そこで、
「おっと、ちょっと待って、これはもう2本鍼を使うと、多分グンと曲がりますよ」と言うと、

「やって、やって、やって、やって」とせがんできましたので、もう2本鍼をしました。

「はい。曲げてみてください」と言うと、上半身を前に曲げて、

「ええーっ! こ、こんなに曲がるー! ええーっ! こんなに腰が曲がるのは小学校以来だわ。ええーっ、嘘みたい!」と驚きの声を連発してから、

「何でですか? 何でこんなに曲がるんですか?」と質問してきましたので、

「う~ん。この理論は難しいのですが、簡単に言うと、ヒトの体を流れるエネルギーは、スパイラル運動をしながら流れているので、そのエネルギーを強くしてあげたのです」と、返事をしたら、

「ええーっ! でもチョコンと鍼をしただけですよね。それでこんなに変わるんですか?」とまたも質問をしてきました。

すると一緒に来て、隣のブースで治療を受けていた方もブースから出てきて、
「私にもできますか?」と言う。
しかし、彼女は既に巨鍼まで済ませていたので、

「できますけど、巨鍼をしたので、そんなに変化は出ないと思いますよ」と返事をしたのですが、やらないわけにもいかないので、結局やりました。
この方のような変化は出ませんでしたが変化はありました。

もっと、もっと書きたいのですが、書くほどにインチキ臭くなるので、この証明は、  8月25日の臨床実践塾 でやることにします。
2019/08/16

テニス肘の治し方 (8/25の臨床実践塾の準備)

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指で示した部位が痛むと言う 



「テニス肘」とは、肘に力を入れる動作で肘が痛むのを総称して「テニス肘」と呼んでいるようです。
中年以降に多いとされるところがポイントかと思います。

日本整形外科学会のHPには、
【一般的には、年齢とともに肘の腱がいたんで起こります。病態や原因については十分にはわかっていませんが、主に短橈側手根伸筋の起始部が肘外側で障害されて生じると考えられています。 この短橈側手根伸筋は手首(手関節)を伸ばす働きをしています。
①長橈側手根伸筋:手首(手関節)を伸ばす働きをします。
②短橈側手根伸筋:同様に手首を伸ばす働きをします。
③総指伸筋:指を伸ばす働きをします。】

と書かれています。

現代医学には、「経絡」なんて概念がないので、そのような解説になると思いますが、鍼灸師なら、その症状は臓腑の異変によるものだと考えると思います。
もちろん私もそう考えます。

上の写真を見てください。
肘の内側で、心経の経絡に痛みが出ています。
そして、日本整形外科学会のHPには、
「中高年以降のテニス愛好家に生じやすい」とも書かれています。

それら「年齢の関係」「心経の走行」という2つのことから、
「心臓の異変」と考えたほうがいいのではないでしょうか。
テニス肘に関しては、過去にもこのブログで書いた記憶があるのですが、鍼灸師なら、比較的簡単に治してしまうと思います。

写真の患者さんも、テニスはしないのですが、「テニス肘」を信じていて、しきりに「テニス肘」を強調していました。
この方が前回来たのは去年です。
もちろんその時は「テニス肘」などはありませんでした。

ですから、
「テニス肘と言うより、心臓からの症状ですよ、これは」と言うと、

「いや、テニス肘と言われましたよ」と言います。

「ま、治ればいいか」と治療を始めました。

回旋鍼と足関三穴で治療してから、
「はい。先ほどの痛みを確認してみてください」と言うと、左右の肘を触ったりしていましたが、なにも言わなくなってしまいました。
押しても痛みがなかったのです。

そこで、スタッフを呼び、
「痛みのあった肘の辺りを指差してくれない。ネタに使いたいので」と、写真のように指をさしてもらい、
「顔は写りませんので写真を撮りますね」と、写真を撮りました。
その後、他の症状の為に経絡治療などを行ないました。

現代医学は、どちらかと言うとアナログ的な考え方ですので、「テニス肘」なら、肘に関係する筋肉や腱、関節等を重視します。
しかし、人間の体は、アナログだけではないので、東洋医学の「目に見えない、画像化できない動きや働き」も考えたほうが賢明ではないかと考えます。
2019/08/15

回旋鍼と足関三穴鍼 (8/25の臨床実践塾の準備)

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こうして腕を後ろに回すと肩が痛いんです 



きょうはおもしろいことがあった。
おもしろいと言うと怒られるかも知れませんが、回旋鍼と足関三穴鍼のコラボみたいなもので、最初に回旋鍼をして、それから足関三穴鍼をしたのです。

その方は、
「両肩の関節が痛くて、手を後ろに回せないんです」と言うので、動きを確認した後、回旋鍼をして、

「はい。肩の痛みを確認してくれませんか」と言うと、肩を回して、

「ゴリゴリいうのはなくなりましたが、まだ痛いです」と言う。

「肝」が絡んでいたので、よっぽど肝査穴を使おうかとも思ったのですが、足関三穴でも取れるという自信があったものですから、足関三穴を先に試すことにした。
そして、ベッドに座ったまま足関三穴に刺鍼して、

「もう一度肩を動かしてみてくれませんか」と言うと、肩を回して、

「あははは」と笑うので、何があったのかと思ったら、

「痛みがなくなりました」と言うので、安心しました。

患者さんが急に笑い出すと、「ドキッ」とするのは、私だけではないと思います。
正直言って「キイ狂ったのか」と思ってしまいます。
おっと、失礼しました。
回旋鍼と足関三穴鍼をしたのは、どちらの方が効果的かを知りたかったからです。

理由は、回旋鍼は、どちらかというと「エネルギー調整」になり、足関三穴鍼は、「筋骨調整」の鍼になるからで、双方使うのがいいことはわかっていましたが、今までは「足関三穴」を先に使っていましたので、きょうは「回旋鍼」を先に使ってみたのです。

それで感じたことは、回旋鍼でエネルギーを調整すると、足関三穴の治療効果が高くなると思いました。
こういうのは、どのようにも理論付けられるのですが、「人間は気で構成されている」という中医学的な考え方を取り入れますと、最初に「氣あり」、ですので、回旋鍼を先にするのが正しいかも知れません。

ですから、回旋鍼の後に、「ゴリゴリいうのがなくなった」と言っていたのは、気の流れがスムーズになったからだと思います。
しかし、筋肉や筋膜や関節の捻れ、捩れは、エネルギーの調整だけでは難しい点があります。

なので、足関三穴を使って、筋骨や筋膜の捻れや捩れを取ったのです。
この二つの治療法を同時に使うことで、効率のいい治療ができると考えているので、今後も協力してくれる患者さんがいたら、臨床を重ねていきたいと思います。

もちろん、  今度の臨床実践塾 でも、対象になる参加者がいましたら、検証させてもらいます。
2019/08/14

大動脈解離・腎腫瘍 (ご本人の許可を得て記事を書いています)

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大動脈弓から下行大動脈まで解離の起こっているのがわかります 



2016年12月に大動脈解離
2017年1月に腎腫瘍が見つかり
2017年1月に当院に来られました。

「大動脈解離」と言えば、石原裕次郎さんも発症した、あの病気で、死に至る可能性が高い病気です。
大動脈は心臓から送り出される血液が通る太い血管です。

構造は、、外膜、中膜、内膜の3層構造になっていますが、何らかの原因で最も内側にある内膜に亀裂が生じ、中膜にまで血液が流れこんでしまうのです。
発症すると多くが背中に激痛が走り、最悪の場合は大量出血で亡くなってしまいます。

現代医学での治療法は、血管の内側に人工血管を挿入する方法から、高性能の人工血管に発展し、亀裂を完全に塞げるようになったようです。

当院では、患者さんが訴える主訴と、鍼灸診察に従った全体治療を行います。
この方の場合は、右腰部の違和感がり、肝臓部にも違和感があったし、壇中にも押圧痛があったので、以下のような治療を中心に行って来ました。

① 経絡治療

② 壇中へのお灸

③ 太谿へのお灸

④ 巨鍼療法での基本操作

⑤ ミネラルスープ(病気治し入門に書いた治療食)

⑥ サプリメント

などで対応してきました。

2017年は、病院から「腎臓摘出」を何度も言われているようでしたが、全て拒否していたようです。
その間、
① 血圧が高くなったり
② めまいが出たり
③ 夜間尿があったり
④ 動悸が出たり
⑤ 背部痛が出たり
⑥ 左脇腹に痛みが出たり
⑦ 疲れたら声が嗄れたり

といろいろな症状が出たりしたのですが、それも12月ごろからは、あまり出なくなりましたし、医師も「腎臓の件」については何も言わなくなったようです。

2018年の7月に、再度大動脈解離のCT検査をしたらしいのですが、医師は、
「45mmで手術ギリギリの状態です」と言われたらしいのですが、
発症した時には、40mmと聞いていたので、そのことを医師に確認すると、
「いあや、最初から45mmです」言われ、医師に疑問を持ったそうです。

2019年も2018年と同じような治療を続けましたが、7月からは
「特に気になるところはない」と言っていました。
そして医師はCT検査の結果を見ながら、
「大動脈弓の部分が危ない部分だが、そこは手術も難しいので……」
「乖離したところの血液が固まって、引っ付いてくれればいいのですが……」と言い、様子をみることになったそうです。

2年半以上に亘って治療をしてきたのですが、この治療で効果を出したのは、巨鍼療法とミネラルスープではないかと考えています。
巨鍼をすると、血管が柔らかくなるからで、ミネラルスープは血液の汚れを除去し、血流が良くなると考えているからです。
2019/08/13

アスリートの治療も足関三穴と回旋鍼 (8/25日の臨床実践塾の準備)

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赤く塗ったところが主訴です 



関西のアスリートの方が、東京のアスリートの方を連れて来られました。
カルテを書いてもらうと、住所が東京になっていましたので、

「大阪で何か大きな試合があるのですか?」と聞くと、

「いいえ、ここに来るためです。その後、梅田で美味しいものでも食べようと思って!」と、連れてきた方が答えました。

聞くと、オリンピック選手の候補に挙げられている方だそうです。

すごーい! \(^o^)/

で、体調を聞くと、

① 首が頻繁に痛くなる

② 肩が凝る

③ 胸骨上部が痛い

④ 右親指の関節が痛む

⑤ 右股関節(大転子)が痛い

⑥ 両膝が膝蓋腱炎

⑦ 右足関節が痛い

⑧ 右の第一趾の関節が痛い

と、いろいろな症状がありました。

脈診をすると、「右寸口」(七星鍼法での脈位は、肺・大腸)の脈が弱いので、
「アスリートで肺が虚するとは考えにくいのだが……」と考えながら、両方の鎖骨下にある中府穴辺りを探ってみると、痛みを覚えているようでしたので、
「激しい練習で肺に負荷をかけ過ぎたのかな」と思いました。

そして、全体的に右半身に症状が多いので、
「右足関三穴で症状が取れるな」と考えたのですが、
「回旋鍼も使うと、全ての症状が取れる」と思ったので、足関三穴と回旋鍼を使うことにしました。

そこで、足関三穴と回旋鍼をしてから、
「どうですかね。親指の痛みとか、肩の凝りとか、首の痛みとかのいろいろな症状は」と聞くと、寝たままで首を動かしたりしていましたが、「もう一つやな」という感じがありましたので、そのまま頚椎を軽く調整しました。

そして、
「はい。今度は起きて首や肩や股関節や足関節等をみてくれませんか」と言うと、起き上がって、あちらこちらを自分で検査していましたが、やがて、友達のアスリートに向かって、
「何で?」と聞いていました。

症状がだいぶ取れたのです。

治療はそれで終わってもよかったのですが、東京から来ているので、それでは申し訳ないと思い、全経絡を整え、指の関節が痛くなった時の「自己調整法」を教えて、治療を終了しました。

最近では、足関三穴と回旋鍼を合わせて使うのは、「七星鍼法の最高峰」になるのではないかと考えるようになってきました。
ほんとに「面白い鍼法」です。

足関三穴と回旋鍼で使う鍼は基本的に5本です。