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2019/12/01

PIP(近位指節間関節)が痛いときの治し方 (12月22日の臨床実践塾準備)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




写真① PIP(近位指節間関節) 




写真② 太衝(厥陰肝経の原穴) 



「小指の関節が痛い」と訴える方が来られました。(写真①)
見ると、「右手の小指のPIP関節」を押えています。
「これは基本配穴で肝の治療をするので問題ない」と思ったので、そこはそのままにして、他の治療を行いました。

そして、一応の治療が済んでから、
「小指の痛みは治っていますよね」と聞くと、小指を触り、

「痛いです」と言う。

「ん、ん、んん?」と思い、

「あそー、じゃちょっと待ってくださいね」と、右の太衝に鍼をして、(写真②)

「どう? 取れてきた?」と聞くと、

「あ、軽くなってきました」と言う。「軽くなった」では申し訳ないので、太衝に刺した鍼を軽く5回ほど捻鍼をしてから、

「どう?」と聞くと、

「あ、治ってきましたね・笑」と言うので治療を終了した。

小指は、経絡で言うと「心経と小腸経」が流れています。
しかし、なぜ肝経を使ったのかと言うと、人体惑星試論(通称七星論)を勉強した方ならわかると思いますが、PIP関節は七星関節配置で観ると「木=肝・胆」に属するのです。

「指関節が痛い」と訴えると、筋肉や関節の構造で考える場合が多いと思います。
しかし、筋肉や関節を動かして治ったように見えても、30分か1時間ぐらいで再び痛みが出てくる場合があります。
このような場合は、その関節に関係する臓腑を整えると治ってきます。

もちろん、この方の例のように、最初からその関節に関係する臓腑を動かしてもいいわけです。
「いいわけです」と言うよりは、それが根本治療になるのです。
2019/11/29

回旋鍼はやっぱりすごい! (仙腸関節の痛み)

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このように捻じると左仙腸関節が痛い   ????? 痛みは出ません



このところ、体調悪化の問い合わせしてくる方に、治療の仕方をビデオで説明できないものかと、治療法のビデオを制作していましたが、実際の患者さんでないと「リアル性」に欠けて、「嘘臭く」なるので、もっといい方法はないものかと考えています。

そんな中、
「座って体をねじると、左の仙腸関節が痛い」という方が来られました。
上の写真がそうです。

それで、「おっ! 回旋鍼が効く!」と思ったので、

「写真撮らせてくれませんか。これって面白いんですよ。すぐ治りますから」と言い、写真を撮らせてもらった。

そして、座ったまま「回旋鍼」(鍼を2本する)をして、
「はい。もおう治っていますが、写真を撮るのでちょっと待ってくださいね」と後ろに回り、カメラを構えました。そして、

「はい。痛みが出るように捻じってみてください」と言うと、体を捻じっていました。

「どうですか? 痛みは取れたでしょう」と聞くと、

「????? 痛みは出ませんねー」と言っていました。

今年も「即効的な鍼のやり方」をいくつか考えたのですが、この「回旋鍼」と「足関三穴」は、我ながら凄いと考えています。
最近わかったことですが、足関三穴を何度かしていると、仙骨の歪みが取れてくるのです。
つまり、仙骨と関係していた腰痛や膝痛まで治ってしまうのです。

そこまで言うと「嘘つきめ!」と言われそうですので、近々写真でそれを証明しようかと考えています。、
2019/11/28

骨折の後遺症の治し方

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写真① 薬指が歪んでいるのがわかります




写真② 歪んでいた薬指がちょっと伸びました




写真③ このようにしてリハビリをしなさいと言われた




写真④ 関節は筋膜の捩れを取れば調整できる



写真で説明してあるので、説明の必要はないかもしれませんが、
骨折した当初から、写真③のように、無理矢理曲げて矯正していたそうです。
しかし、関節の痛みは捻じって治す方がスムーズに治りますので、捻じる方法を教えてあげました。

で、その場で痛みが軽くなりました。
骨折をしたのが6月ですので、筋肉や腱や筋膜を整えるのに多少の時間はかかりますが、自宅でできる方法ですので、ぼちぼちやっておけばいいと思います。
2019/11/27

皆さんからのご質問に「動画で回答」できないかと考えてテストをしています。 m(__)m

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 動画でご回答

画像クリックでビデオ



皆さんからのご質問に対して、文章やイラストなどで回答していますと、それだけで時間が取られてしまいますので、動画で回答することができないかと考えており、そのテストを行っています。m(__)m

また、動画ですと、他の方の勉強になるかと思います。
動画ですと、わかりやすく。短時間にご質問への回答をすることもできますので、この方法を考えたのですが、やってみなければわかりませんので、とりあえずやってみます。

もちろんご質問をされた方の個人情報などは出てきませんので、ご安心ください。
2019/11/25

昨日の臨床実践塾もおもしろかった

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 頭部七星の実験

画像クリックでビデオ



昨日の臨床実践塾は、難治性疾患の治療法から解説をはじめました。
それから臨床のための実験などをしましたが、前回に引き続き、「自院の広告のためのビデオ撮影」も行いました。

頭部七星という七星配置を使い、「頭七木」(とうしちもく)という前頭部に配置した「木星」に鍼を1本刺して、筋力が上がるのを確かめるわけです。
最初は、肝経の経絡と筋力を使ってテストをしようとしたのですが、被験者の足の力が強すぎて動きません。(^^;)

それで、急遽「胆経」に変えたのですが、これで上手くいきました。
でも、鍼を刺す場所は、肝経も胆経も同じ部位です。
それは、「木」と言うと、肝経も胆経も含まれるからです。

つまり、肝経は陰経で、胆経は陽経になるのですが、大元が「木」なので、どちらにも効果が表れてくるわけです。
これは、例えば「痔」の治療で、肺経の孔最を使うようなものです。
痔は大腸の一部と考えますが、肺経の「孔最」を使うのは、肺経でも治療効果があるということなのです。

昨日の実践塾では、そのことも解説しましたが、その理論は臨床をする上において、活用する場面は多いものです。
一瞬、「陰経やのに何で陽経?」と疑問に思うかも知れませんが、「表裏一体」という言葉があるように、表と裏は一体なのです。

表がなければ裏もないし、裏がなければ表もありません。
両方あって、初めて揃うわけです。
それを治療に応用するわけです。