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2020/09/11

お尻が痛い(肛門神経痛):尾骨障害?

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




このように腰を後ろに曲げると尾骨がボキボキって鳴っていた




時々「お尻が痛い!」(肛門が痛い)という方がいます。
そういう場合に、尾骨が巻き込んでいるか、左右のいずれかに尾骨が歪んでいる場合があります。

神奈川県の方ですが、
「ずっとお尻が痛くて辛いんです」と言う方が来られました。
「お尻」と言っても「肛門」のことです。

肛門の痛みの治し方は、鎖骨下筋を使えば(鎖骨下筋への刺鍼は難しい)、たいていその場で、あるいは2~3回で治るものですが、この方はなかなか治りません。
「何でやろー、直腸に何かできて炎症でも起こしているのかな?」と考え、

「もしかしたら、直腸の問題かも知れませんね」と言うと、

「病院でMRIや内視鏡で検査しても異常なしだったのです」と言います。

そして漢方内科で漢方も試してみたが、治らないとのことでしたので、尾骨の歪みが考えられました。
と言うのは、左の臀部から左大腿後面が突っ張ったり、左の腰がキリキリと痛んだりしていたことがあったと話していたからです。

そうなると、これは骨盤や仙骨、尾骨の歪みが原因していると考えたほうがいい。
仙腸関節の異変も考えられるのですが、仙腸関節が原因だと肛門の痛みは考え難い。
なので、

「もしかしたら尾骨が歪んでいるかも知れませんね」と言うと、

腰を後ろに曲げながら、腰をさらに後ろに曲げるようにして、
「私もそう思います。実は、小さい頃、こうして腰を後ろに倒すと、尾骨がボキボキって鳴るので、面白いから、毎日尾骨をボキボキ鳴らしていたんです」と言う。(上の写真参照)

手の指や頸の骨をボキボキ鳴らす人はいても、「尾骨を鳴らす」と言う話は聞いたことがなかった。

「そうか、それでは尾骨が歪んでいる可能性があるので、尾骨を押して調べてみましょうか」と言うと、

「お願いします」と言うので、伏臥になってもらい、尾骨を押したら、尾骨が内側に捲れこんでいました。

「おっしゃる通り尾骨が内側に捲れ込んでいますね。だけど、これを直すには、尾骨を引っ張り上げないと難しいですよ」と言うと、すかさず

「引っ張り上げてください」と言うので、引っ張り上げることにした。

そして1週間ほどしてから、再び来られました。

そして、
「しばらく良かったのですが、実家へ行ったときに、ずっと座っていたら、また痛くなりました」と言います。

そこで、「しばらく良かった」ということなので、何度か「尾骨矯正」をする必要があると思い、そのように話した。
と言うのは、これまで何人も尾骨矯正をしたのですが、みんな上手くいったので、多分この方も治せるはずだと考えたからです。
「しばらくは良かった」と話していましたので、その治っている期間を延ばしていけば大丈夫だろうと考えたからです。
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