右手首と小指が痛い。頭足鍼(とうそくしん)での臨床です(^o^)
この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。

ここら辺と小指が痛いんです
頭足鍼は、足の先から頭のテッペンまでのヒズミが治せるのではないかと考えているのですが、それには臨床を積んで証明するより仕方がありません。
とりわけ、最近は「暑さのせいで」手首の痛みを訴える人が多いので、今日も手首の話になります。
「暑さのせいで」と言われて、「何で~?」と思った人も多いと思いますので、ちょっと解説しておきます。
東洋医学は、自然哲学ですので、人体と自然環境の関係も説いています。
たとえば、
春 =木(肝・胆)
夏 =火(心・小腸)
土用=土(肺・胃)
秋 =金(肺・大腸)
冬 =水(腎・膀胱)
というようになっています。
つまり、
① 春には肝臓が悪くなりやすい
② 夏には心臓が悪くなりやすい
③ 土用には脾臓が悪くなりやすい
④ 秋には肺が悪くなりやすい
⑤ 冬には腎臓が悪くなりやすい
と考えてください。
さてしかし、そこには「心包」というのはないのですが、それをどう考えるかです。
五行論では、心包は心を守るための護衛役という考え方になっています。
そのため、心包は心に含めて考えていきます。
だがしかし、臨床をしながら体の変化を観ていますと、「必ずしも心と心包は一緒でない」ということがわかってきます。
たとえば、肝の異変で心包に変化が出やすいし、腎の変化で心に変化が出やすいからです。
そして、心包に変化が出たから心に異変が出るとは限りません。
ですから『人体惑星試論』(通称・七星論)では、心と心包を分けてあるのです。
それらを分ける事で、関節配置、脊椎の七星配置、腹部の七星配置、歯や目の七星配置、或いはその他の七星配置も上手くいきました。
ここは「五行論」と大きく違うところで、これがあるから七星鍼法の使える人は「遠隔治療」や「手品のような治療」が上手いのです。
もちろん、その根底には「人体各部への七星配置」という長い時間をかけて研究してきた「人体惑星論の基礎」があります。
さて、臨床の話です。
上の写真の方は、
1. 手首(親指の付け根)が痛い
2. 小指も痛い
3. イライラする
4. 不眠(眠りが浅い)
5. 原因のわからない不安感
6. 肩凝り
7. 腰痛
8. 唇がカサカサしてニキビも出てきた
9. 背中がかゆい
治療師は、それらの症状と原因を結び付けて治療方針にします。
もし、皆さんが治療師なら、上の症状を「原因」と「発症理由」を結び付けて、どのような治療をしたらいいと考えますか?
意地悪はそれぐらいにして、この方の症状を聞いてから、
「はいはい、上向きに寝て見て」と仰臥になってもらい、
「頭に3本、足に4本鍼をしますよ」なんて言いながら頭足鍼をしました。
「はい。起き上がって腰の痛みを観て!」
「肩凝りはどうですか?」
「手の痛みも治っているでしょう?」と言うと、それぞれ確認してから、
「うん」と首を振っていました。
「(^_^;) でも根本的には食事が関係しているので、食事も気を付けてくださいねぇ」と、ちょっとだけ食事のことを説明しておきました。

ここら辺と小指が痛いんです
頭足鍼は、足の先から頭のテッペンまでのヒズミが治せるのではないかと考えているのですが、それには臨床を積んで証明するより仕方がありません。
とりわけ、最近は「暑さのせいで」手首の痛みを訴える人が多いので、今日も手首の話になります。
「暑さのせいで」と言われて、「何で~?」と思った人も多いと思いますので、ちょっと解説しておきます。
東洋医学は、自然哲学ですので、人体と自然環境の関係も説いています。
たとえば、
春 =木(肝・胆)
夏 =火(心・小腸)
土用=土(肺・胃)
秋 =金(肺・大腸)
冬 =水(腎・膀胱)
というようになっています。
つまり、
① 春には肝臓が悪くなりやすい
② 夏には心臓が悪くなりやすい
③ 土用には脾臓が悪くなりやすい
④ 秋には肺が悪くなりやすい
⑤ 冬には腎臓が悪くなりやすい
と考えてください。
さてしかし、そこには「心包」というのはないのですが、それをどう考えるかです。
五行論では、心包は心を守るための護衛役という考え方になっています。
そのため、心包は心に含めて考えていきます。
だがしかし、臨床をしながら体の変化を観ていますと、「必ずしも心と心包は一緒でない」ということがわかってきます。
たとえば、肝の異変で心包に変化が出やすいし、腎の変化で心に変化が出やすいからです。
そして、心包に変化が出たから心に異変が出るとは限りません。
ですから『人体惑星試論』(通称・七星論)では、心と心包を分けてあるのです。
それらを分ける事で、関節配置、脊椎の七星配置、腹部の七星配置、歯や目の七星配置、或いはその他の七星配置も上手くいきました。
ここは「五行論」と大きく違うところで、これがあるから七星鍼法の使える人は「遠隔治療」や「手品のような治療」が上手いのです。
もちろん、その根底には「人体各部への七星配置」という長い時間をかけて研究してきた「人体惑星論の基礎」があります。
さて、臨床の話です。
上の写真の方は、
1. 手首(親指の付け根)が痛い
2. 小指も痛い
3. イライラする
4. 不眠(眠りが浅い)
5. 原因のわからない不安感
6. 肩凝り
7. 腰痛
8. 唇がカサカサしてニキビも出てきた
9. 背中がかゆい
治療師は、それらの症状と原因を結び付けて治療方針にします。
もし、皆さんが治療師なら、上の症状を「原因」と「発症理由」を結び付けて、どのような治療をしたらいいと考えますか?
意地悪はそれぐらいにして、この方の症状を聞いてから、
「はいはい、上向きに寝て見て」と仰臥になってもらい、
「頭に3本、足に4本鍼をしますよ」なんて言いながら頭足鍼をしました。
「はい。起き上がって腰の痛みを観て!」
「肩凝りはどうですか?」
「手の痛みも治っているでしょう?」と言うと、それぞれ確認してから、
「うん」と首を振っていました。
「(^_^;) でも根本的には食事が関係しているので、食事も気を付けてくださいねぇ」と、ちょっとだけ食事のことを説明しておきました。
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