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2020/08/29

臓腑鍼(仮名):疲労回復の鍼?

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



 


 


「疲労回復の鍼」なんて言っても、鍼灸治療自体が疲労回復になるので、改めて言う必要はないかも、と思うのですが、そこは鍼灸師の屁理屈。(^_^;)


 


昨日、時間があったので、背部兪穴に鍼をしてもらった。


気付いたら、私は寝ていました。(^_^;)


 


そして、スタッフにはカルテの整理をしてもらっていました。


彼は、慣れない仕事で疲れたのか、


「先生、鍼をしてもらえませんか」と言う。


※ スタッフから「鍼をしてくれ」なんていうのは非常に珍しい


 


なので、直接臓腑に影響を与える鍼の仕方を話しながら、背部に鍼をした。
上の写真がそうです。


 


なので、直接臓腑に影響を与える鍼の仕方を話しながら、背部に鍼をした。


抜鍼して背中を見ると、キレイに刺鍼の後が残っていました。


 


「おおー、きれいに鍼の跡が残っているなー、写真撮ってもいい? ブログのネタにするので」と許可をもらってから撮影した。


上の写真がそうです。


 


さて、「直接臓腑に影響を与える鍼」とは何かと言うと、鍼灸では「経絡」を使って臓腑に刺激を与えるという考えが基本です。


ですから「七星論」(人体惑星試論)でもその手法を使います。


 


が、しかし、人体惑星試論での選穴方法(ツボを選ぶ方法)は伝統鍼灸とはちょっと違います。


たとえば、伝統鍼灸での「足三里」と言えば、「胃経」だけになると思いますが、七星論では、「胃経と水(腎・膀胱)」という観方をします。


 


それは、経絡では胃経になりますが、下腿の七星分割では「水の高さ」になるからです。


 


もう少し分かり易く説明すると、下腿を七星で分けると、足三里が「水」、上巨虚が「金」、下巨虚が「地」と分けて考えるわけです。


となると、下巨虚に刺鍼するということは、胃経と同時に「肺・大腸経」への治療にもなるのです。


 


ですから七星論を使うことで、少ない取穴で多くの治療ができるのです。


 


それがわかれば、肩関節辺りのツボでも大腸が整うし、上腕の中央辺りに刺鍼すれば、その経絡と「心包・三焦」の治療にも使えるわけです。


 


さて、では、「直接臓腑に影響を与える鍼」とは何かということですが、体幹の解剖学的部位に直接刺鍼する(臓腑に刺鍼するのではない)方法です。


上の写真では、腎臓に的を絞っているのがわかるはずです。


 


この方法を使うのは、早く変化を出すためです。


当院ではこの方法を頻繁に使っていて、この方法を使うと、治療効果が長持ちするのです。


ですから当院では、基本が2週間に1回の治療ですが、1か月に1回の方も多いです。


 


ちょっと長持ちし過ぎかもしれないな? (^_^;

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