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2020/08/29

だるい・疲れが取れない・やる気が出ない・よく寝る


心・心包の治療と大杼


 


 


最近、タイトルのようなことを訴える方が増えてきました。


ニュースや社会環境も大いに関係していると思われますが、そのような体調では、業務に従事できなくなり、落ちこぼれてしまいます。


 


先日、そのような症状を訴えて来た方が、


「先生何とかなりませんか?」と言うので、


「心臓や心包の疲れの場合が多いので、そこを何とかすれば何とかなると思いますよ」


と話ながら治療を始めました。


 


この方は、不整脈も出たりするので、心・心包の治療をするのは当然の事です。


しかしいつもなら、前面の鍼でたいてい治まるのですが、どうも納得できないので、背部兪穴でも「心・心包」の治療をすることにしました。


 


上の写真を見ると、一般的ではない鍼の打ち方をしています。


督脈上と、脊椎の左側に、刺鍼したのです。


 


この方法は、昔、よく使っていましたが、最近では大杼と、その上を時々使うぐらいで、写真のような刺鍼は、ほとんどすることがありません。


では、何故、このような刺鍼方法をするのかというと、上部胸椎の歪みも同時に取るのが目的です。


 


東洋医学は、自然医学ですので、自然の運行も考慮した診断と治療をします。


その中で、臓腑と季節の関係があり、



  1. 春:肝臓

  2. 夏:心臓

  3. 秋:肺臓

  4. 冬:腎臓

  5. 土用:脾臓


のようになっています。


つまり、春には肝の異変が出やすく、夏には心の異変が出やすく、秋には肺の異変が出やすく、冬には腎の異変が出やすく、土用には脾の異変が出やすいとなるわけです。


 


そこでちょっと加えておきたいのが、「土用には心包も含まれる」ということです。


それは人体惑星論(七星論)独自の考え方ですので、一般的ではありませんが、長い臨床経験から気付いたことです。


そして、土(脾・胃)と地(心包・三焦)は、人体惑星論(七星論)での対応経絡にもなっていて、脾の異変は心包の異変にもつながると考えているのです。


 


最近、急に暑くなってきましたので、治療院には多分、このような症状を訴える方も増えて来ていると思われたので、このタイトルで書かせて頂きました。


 

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