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2020/08/29

「八会穴」での懸鐘穴について (八会穴4)


懸鐘(絶骨)


 


「懸鐘」は胆経の経絡上にあり、胆経と関係する疾病の治療にも使われますが、八会穴では「髄の病」に用いるとなっています。


では、髄とは何なのか。


 


現代医学では「骨の中心の軟らかい部分」のことですが、東洋医学での「髄」は、








  1. 女子胞


 


6つの臓器を総称する「奇恒之腑」とともに臓腑を構成するとされております。


そして、「奇恒之腑の形は腑に似ており、作用は五臓に似ている」とされています。


これを人体惑星論(七星論)で考えると、「宙」と「地」からのエネルギーが強く働いていると考えられます。


 


と言うのは、「奇恒の腑」の起こりは「腎精から生まれる」とされることから、七星の並び(宙→水→金→地→火→木→土)から考えると、宙(大自然のエネルギー)から、最初にエネルギーは「水」が流れ込み、水から金、金から地(人間が済む地球)へとエネルギーは伝わっていき、地(地球)で人体に大きな影響を与えていると考えられるからです。


 


つまり、宙〈太陽〉からのエネルギーは、最初に「水」に流れると考えてもいいのですが、宙からのエネルギーは「督脈」として人体を流れると考えているからです。


 


ですから、奇恒の腑は「腎から生まれ」というより、「督脈から生まれる」と考えたほうが自然な感じがするのです。


そうすることで、奇恒の腑に「脳・骨・髄・脈」が含まれることも納得できます。


 


そして、地球には「月」という衛星が付いていて、「月の運行」は世界は活用されてきたし、人体生理も月の運行に左右されています。


これは科学的には地球と月の引力や斥力に関係するのですが、人間の自然な出産や逝去とも関係しています。


 


そこで「女子胞」を考えるのですが、「女子胞」とは「子宮」のことですが、子宮は心包経と非常に関係が深いです。


たとえば、生理不順や生理痛の場合は、必ず心包経に異変が出ています。


 


つまり、「奇恒の腑」でいう「女子胞」は、地球(心包・三焦経)と深いつながりがあると考えることができるわけです。


ですから、婦人科の治療に「地:心包・三焦」や、その対応経絡である「土:脾・胃」で効果を上げる事ができるのです。


 


何故ですか?


 


女性の生理は「月のモノ」とも言います。


だから「月経」と言われていると思いますが、それが「脳」や「骨」と一緒に「髄」に含まれるわけです。


 


先日、面白いことがありました。


「胸椎78番辺りが痛い」という方がいました。


そこは人体惑星論(七星論)で考えると、土と水になります。


この方は、皮膚にも疾患がありましたので、「水」は間違いないと考えて治療下のですが、どうも胸椎の痛みが取れません。


 


そこで、足骨鍼を使って治療したら、ご本人も驚くぐらい効果があったのです。


足骨鍼は胆経も含まれますので、多分「懸鐘」にも影響があることが考えられました。


つまり、「懸鐘=髄:骨」で、「髄の治療になったのではないかと考えたわけです。


 


もっとも、「足骨鍼」は、巨鍼でも取れない骨の歪みまで矯正するので、その矯正作用で好転したと考えるのも否めないと思います。


 

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