脊柱鍼の原点になる手技療法で腰痛が楽になった方

腰椎の歪み
先日、
「腰が痛い!」と来られた方がいました。
聞くと、
「左の腰が痛い」と言いますので、脊椎診をしたら、上の写真のような歪みが出ていました。
部位的に診ますと大腸の異変かと思います。
あるいは、人体惑星論を学んだ方なら、
「肝からの経筋腱収縮牽引だろう」と考えると思います。
しかし、よく診ると、肝臓部が凹んでいる様子はなく、腰椎の左側が膨らんでいる感じがするのです。
このような例は少ないので、何度か脊椎診を繰り返しました。
そこで分かったのは、左の腎臓が腫れている感じです。
脈でも問題なかったので、大腸かとも考えたのですが、腹部には痛みはありません。
なので、「脊柱鍼」の原点である手技療法で対応してみました。
すると、それがかなり良かったみたいで、
「あの腰を押してもらったのが効きましたわ、楽になりましたー」と言ってくれました。
そして、次回の予約も入れて帰られました。
脊柱鍼の原点になる手技療法とは、腎臓部を親趾で押す方法ですが、陽陵泉も同時に押します。
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