せなかの上部の痛みの原因:額と頸椎・背中、及び臓腑との関係

前頭骨に「前頭縫合」という縫合がある
きょうは臨床的にちょっと難しい話になります。(゚゚)(。。)ペコッ
「首が痛い」と訴えて来る患者さんの多くは、上部胸椎の異変の場合が多いものです。
七星論で考えますと、背中の痛みは頭蓋骨にも歪みがあると考えられます。
その背中の痛みは、頭蓋のどこに出るかと言うと、前頭部、側頭部、後頭下部に出やすいものです。
つまり、前頭部、側頭部、後頭下部でも治療ができる可能性があると考えられます。
前頭縫合は頸椎とも関係しているのですが、「心・心包」とも関係しています。
これは七星論独自の診断になりますので、ちょっとわかりにくいかも知れませんが、七星論を学べばわかります。
ま、ここでは、「前頭と頸椎」そして「前頭と心・心包」、「前頭と後頭下部」の関係があると覚えていてください。
今はそれほど使わなくなったのですが、一時は、前頭部への鍼もよく使っていました。
首が痛い
背中の上部が痛い
鼻に違和感がある
などなどの場合ですが、この鍼をすると、
「すっきりしたー」と言う人も何人かいました。
それは、前頭部だけでなく、「心・心包」の治療にも使えるからです。
つまり、心・心包が整うので、循環器系が整い、循環器系が原因で起こっていた「凝り」も取れるからです。
こういうのも「しちせい特殊鍼法研究会」の研究対象に考えているのですが、なかなか時間が作れなくて、研究会で討論するまでには至っていません。
なので、現在は私からの一方通行で解説しているだけです。(^o^)
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