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2020/07/12

「しちせい特殊鍼法」での花粉症の治療

          マスク
                  花粉症の対策は?  


こんな方が来られました。



・花粉症みたいで、くしゃみ、鼻水、喉のイガイガがある。

・歯医者で、仰向けで口を開けて治療を受けていたら、喉に唾液が溜まり苦しくなった。

・つかえる感じでした。


・夜寝ているときも、そんなことがあるが、横を向くと楽になる。



・身体がだるい。



誰が考えても「花粉症」です。



このような症状を「しちせい特殊鍼法」では、どのように考えるのでしょうか。

現代医学的に考えると、





からの症状なので、「耳鼻咽喉科」の対象になります。

ですから、「鼻や喉」の症状を治めようと頑張ります。

しかし、一時的には治まっても、治ることはないはずです。



何故なら、断片的に端々のことを考えているからです。

人体は、一つの生命体ですので、一部の異変は他にも影響を与えます。

それを私は「太陽系惑星」に当て嵌めて考えたわけです。



物質を砕いていくと、最終的に「分子」になります。

※ それ以上に分解するとエーテル体とかアトラス体とか「魂のしくみの話になる」ので、とりあえず「物質」の最小単位としての「分子」を考えます。



その分子の構造を見ると、中心に「陽子と中性子」(陽性)があり、その周囲を「陰電子」(陰性)がグルグル回っていると説明されます。

その構造は、太陽系惑星の構造に似ているので、そこから「七星論」を組み立てていったのです。

そうすると、花粉症に喩えて考えると、鼻や喉の炎症は粘膜なので、そこは外周なので、陰性の性状を示しているはずです。

そして、肺・大腸経と関係のある「鎖骨下筋」や「第四生泉水穴」、腎経と関係のある「腎査穴」や「頚椎」という答えが出てきます。それらを整えれば、花粉症は解決されるはずです。

つまり、身体=(食事、睡眠、運動)も考えるわけです。



ですから、治療は、「プライマリーライン」(任督)だけでも症状は治められますが、安定を図るために、頚椎、鎖骨下筋、第四生泉水穴などへも治療を加えるわけです。



治療テクニックとしては簡単なので、

「ゴチャゴチャ言わんと治療法だけ書いてもらったほうがいい!」と思う人は少なくないと思います。

しかし、理論を知らない治療法だけだけだと、応用が利かないので、いつまでも、いつまでも、「セミナージプシー」を続ける破目になるのです。
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