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2020/06/13

右前腕に力を入れると前腕の肺経と心経が痛い:足骨鍼で解決



黄色い円で囲んだところが「足骨鍼」



「足骨鍼」というのは、聞いたことがない人が多いと思います。
このテクニックは、今年になって開発したもので、足関節部に刺鍼することで、四肢体幹に出たなかなか取れない傷みを取るものです。

写真の方は、最近、かなりショックな症状が出た方で、久しぶりに来院された時には、「心」からの症状が出ていました。
「心」、すなわち心臓の症状と考えてください。

詳しい症状を書くのは遠慮しますが、家族もビックリする症状だったようです。
それで、「心」を中心に治療をしました。
と言っても、七星論では「火=心・小腸」と「水=腎・膀胱」は、対応していますので、水(腎)の治療も同時に行います。

この方は、何年か前に「全身性エリトマトーデス」(腎経と考えています)になり、完治まで何か月かかかりましたので、私の頭には、その時の様子が鮮明に残っていました。
ですから特に、腎の治療に注力しながら治療をしました。
それで、今回は主が「心」でしたが、七星論では「心≒腎」という考え方がありますので、「腎」も治療をしたわけです。

前回で、多分3回目(3診)だったと思いますが、そのときにも、右腕の痛みを訴えていました。
その時は、上部胸椎の調整だけで治まりましたので、それで良かったのですが、先日来られた時には、
「包丁を握ったり、腕に力を入れたりする仕事をすると、右腕がまだ痛いです」と言う。

そして、痛みの出方を確認するために、腕を動かしてもらうのですが、痛みは出ませんでした。
しかし、一応の治療が済んでから、起きあがろうとすると、痛みが出ました。
なので、「足骨鍼」を使うことにしました。

というのは、右前腕の肺経辺り(広い範囲で)と、右前腕の肘関節寄り(広い範囲で)に痛みが出ると言ったからで、「広い範囲」ということから、経絡ではないし、筋骨でもないと考えたからです。

まだまだ研究途中の鍼ですので、はっきりとは言えないのですが、「足骨鍼は神経に作用するのではないか」と考えているからです。
上の写真が「足骨鍼」をしているところです。
この鍼は、「刺鍼」が難しいので、鍼を使い慣れていない人は慎重にしてください。
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