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2020/05/04

インプットとアウトプットについて(学ぶ時と成果を出す時)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。





顖前、頭七地、百防への刺鍼



入力をインプット、出力をアウトプットと言いますが、上の写真は、顖前、頭七地、百防からインプットしている写真です。
つまり、顖前(任脈)、頭七地(頭部七星の地=心包・三焦)、百防(督脈)からのエネルギー注入と考えてください。

これをすると、任脈、心包・三焦、督脈の流れが整い、エネルギーがアップされるのです。
その結果、任脈関連の異変、心包・三焦経の異変、督脈関連の異変が整えられるわけです。
エネルギーが低下すると異変が出てきますので、インプットでエネルギーをアップさせて「異変を整える」というわけです。

さて、コロナウイルスのせいで、エネルギーが落ちている人も多いと思いますが、そんな時にエネルギーを上げるのは、写真のような部位に鍼をするのもいいのですが、もっといいのは「他の何かをインプットすること」ではないかと考えています。

他の何かとは、「知識を増やす」「技術を高める」「新しいコトに挑戦する」というような、ワクワクすることをすることです。
具体的には、本を読む、興味のあることを調べる、音楽を聴く、何かのサービスを受けてみる、等々があります。
そして治療師なら、「患者さんから感謝されることを学ぶ」というのがいいかも知れません。

つまり、インプットで何かを学び、アウトプットで患者さんが喜ぶことを考えるわけです。

「しちせい特殊鍼法研究会」では、会員さんに具体的な治療法や、ブログに書けない(書かない)手法を教えたりしていますが、会員さんとのやり取りを読んでいますと、「いいインプット」になっているようです。

インプットは頭に入れることなので、どんなことからもインプットはできますが、特に興味の深いことは「スッ」と頭に入ります。
そして長く残ります。
治療で言うと、インプットされた結果が「成果や実績」となるので、インプットされた情報が正しければ、「いい成果」を出すことができるわけです。

私は、そのインプットを、スタッフの協力を得て「実験」という形で長年行なって来ました。
本に書かれたことを「受け売り」するのが好きではないからです。
その為に、ちょっと苦労もありましたが、自信は着きました。

ですから、「しちせい特殊鍼法研究会」の会員さんには、

① DVDを視聴してもらう

② 疑問に思ったことを質問してもらう

③ 回答をチャットワークや専用サイトで知らせる

④ 全体面談で相談する

というような段取りで進めています。

これから何日かを、そのDVDやテキストの解説を混ぜながら、できるだけ具体的に解説してみたいと考えています。
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