左の肘が痛い! 足根鍼も面白い (2/23の臨床実践塾準備)

七星論はほんとにおもしろい。
今朝の患者さんですが、
「左肘が痛い」と言っておりました。
さて、どの治療法を使おうかと考えたのですが、今度のセミナーで足根鍼をやるので、その臨床のために足根鍼をすることにしました。
「足に鍼をするとすぐ取れますから、足に鍼をしますね」と一声かけてから、左足に足根鍼をしました。
ほとんど即刺即抜(刺してすぐ抜く)ですが、
「どう? 痛み取れた?」と聞くと、
「あれ? はい。取れました」と言います。
で、肘関節の治療は、これで終りです。
この足根鍼を最初に使った患者さんは、背部への巨鍼もして、
「これでいけるだろう」と思っていたら、
起き上がってから、
「先生。ここがまだ痛いです」と、左腰を触りながら言います。
巨鍼療法は、腰の治療で使ったわけではなかったので、「しょうがないか」とも思ったのですが、
「もう一度巨鍼をさせてくれ」と言うのは気が引けたので、足根鍼を使ったわけです。
その時も、即刺即抜です。
「どうですか? ちょっと楽になりましたかね」と聞くと、腰を触りながら
「はい。治りました」と言うのです。
あまりに簡単に治ったので、私の方が驚いたのですが、時間もなかったので、それで治療は終了にしました。
それから何人かに足根鍼を使ったのですが、やはり即刺即抜で痛みが取れるのです。
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