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2019/12/21

橈骨神経浅部損傷に巻き肩の鍼 (12/22の臨床実践塾)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




巻き肩の鍼をしているところ 



この方の臨床は、慢性的な疼痛で悩む方に灯りを灯せると思います。
この方は、2017年7/22に初診で来院されたのですが、その時の病名は「腱鞘炎」ということでしたが、仕事がパソコン業務なので、休職もせざるを得なくなり、休職もしていました。

両手首にサポーターをして来院する状態でして、ロキソニン(鎮痛消炎剤)を使用していましたが、痛みは治まらない状態でした。
月に1度のペースで来院していたのですが、2018年3/17~11/30まで来院していません。

で去年の12月からまた、月に一度のペースで来院するようになりました。
そして、今年の8月から、ある方法を思いついたので、それをやってもらうことにしましたら、
「11月17日から薬をゼロにした」と言うのです。

心配なのは「離脱症状」です。
幸いに、離脱症状も多少の睡眠障害ぐらいで凌いだようで、昨日来られた時には、
「この一か月全く薬を飲んでないのですが、落ち着いています」と言っておりました。

ですから、それまでは、(ご本人の希望もあり)前腕に巨鍼療法をしていたのですが、昨日は、
「巻き肩にする鍼があり、多分それをすると効果があると思いますので、巨鍼はせずに、その鍼をしてみましょうか。もし、痛みが出るようでしたら、いつでも来てください。巨鍼は無料でしますので……」と、巻き肩の鍼をすることにしました。

巻き肩の鍼は、鍼だけでなく、手技療法も入れますので、巻き肩の鍼をした方は、一応に「気持ちいい!」と言います。
この方も、鍼が済んでから、

「どうですか?」とお聞きしたら、

「気持ちいいです。胸が広がったようです」と言っていて、

「腕を回してみてください」と言うと、起き上がって、腕を回しながら、

「あ、ああ」と気持ち良さそうな声を出していました。(^o^)

「橈骨神経浅部損傷」というのは、両手に痛みが出るので、「橈骨神経麻痺」の治療法では治らないし、なんと言っても「原因がわからない」症状なので、医師も苦しんだと思います。
と言うのは、「橈骨神経浅部損傷」で検索してもヒットしないからです。
つまり、非常に「特異的な症状」と思われます。

「一か月薬を飲まなくても離脱症状もないみたいです」と言ってた彼女の顔は、多分ずっと記憶に残ると思います。

※ ある方法というのをここに書きますと、それを試して効果がなかったら、「新城は嘘つきだ!」と言われる可能性があるので、ここには書きませんが、臨床実践塾ではお話します。
※ 一つの治療法が万人に効くということはなく、治療の流れに加えた「一つの治療法」だからです。
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