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2019/11/13

大腸からくる腰痛、股関節痛、大腿部痛・便秘・下痢・血圧等々

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。


 第四生泉水穴

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腰痛で見逃されがちなのは、大腸からくる腰痛です。
診断ができなければ、この腰痛の原因を見つけることはできませんので、下降結腸辺りを押して、「ゴリン」とする異変を見つける診断や、脊椎診での大腸の異変の見つけ方をしっかり学んでください。

大腸の異変は腹痛や腰痛以外に、肺経(胸痛・肩痛・胸椎上部痛・頸部痛等)などにも出てきますので、その時も、この施灸は効果があります。
ただ、かなり熱いので、そのことは患者さんに伝えておく必要があります。

また、肝臓の異常も「風邪の症状」に似ていますので、症状が肝臓からなのか大腸からなのかの分別診断も必要になってきます。

なぜ、「風邪の症状」が肝臓の異常と関係するかと言うと、鍼灸古典にも書かれていますが、七星論(人体惑星試論)で解説した方がわかりやすいので、七星論で説明します。
それは、木と金は対応経絡になっていて、どちらかに異変が起こると、どちらにも変調が出てくるからです。

いずれにしても、大腸の異変は多くの臓腑に異変を起こさせますので、大腸のケアは常に行なうのがいいです。
「たかが便秘」と侮らないことです。
大腸のケアは食事療法が一番簡単で、一番効果的です。
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