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2019/10/28

お尻から太もも裏が痛い・坐骨神経痛 (11/3の臨床実践塾)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。





坐骨神経痛の痛みが強く出る部位 



坐骨神経痛は「坐骨の痛み」(お尻)と思っている方も多いのですが、実は太もも裏の方が強い痛みを感じるようです。
坐骨神経は腰から膝あたりまで伸びる神経で、そこから下腿の脛骨神経と総腓骨神経に分かれて足先まで続いています。
つまり、お尻から太もも、ふくらはぎ、時にはかかとや足裏まで痛みが出てきます。

坐骨神経痛は、人体惑星試論(通称・七星論)で診ると、右側に出る場合は「肝臓」が絡んでいる場合が多く、左側に出る場合は、左の腎臓や下降結腸が絡んでいる場合が多いので、根本的な治療をするには、それらの臓腑まで治療しなければなりません。

坐骨神経は腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で多く観られます。
近年、高齢化社会になってきたこともあって、脊柱管狭窄症の患者さんが増えてきましたので、座骨神経痛の痛みを訴える患者さんも増えてきました。

その治し方ですが、当院では主に「七星特殊鍼法」の治療法を使っています。

① 巨鍼療法で腰椎の歪みを取る

② 骨格矯正鍼で骨盤を調整する

脊柱管狭窄症の場合は、その場は楽になってもほとんどが再発しますので、何度も治療しなければならないのは辛いところです。
ヘルニアの場合は、臓腑の治療と合わせれば比較的短期間で治すことができます。
こじれてない場合なら、1回で治る人もいますが、多くは3~5回ぐらいの治療が必要と考えたほうがいいです。

骨格や筋肉は、その場で治療効果が出ますので、1回の治療で治ったと思う人も少なくありません。
しかし、根本的な原因になっている臓腑は、ちょっと時間がかかってしまうので、そこで時間がかかってしまいます。
特に「偏食」のある人は、戻りやすいので、そのことも患者さんに伝える必要があります。

最近2人の患者さんが来ましたが、一人は1回の治療でほぼ治ったようでしたが、もう一人の患者さんは、3回目の治療でようやく「治ったかな」という感じがしました。
「治ったかなという感じ」とは、患者さんの顔を見ているとわかります。
体を動かして痛みを確認したり、患者さんの笑顔を確認したりすると違いが分かります。

「完璧に治った!」という顔(笑顔)になるから面白いものです。
もちろん、それで「治った」とは言いませんが、そのような笑顔になると、ほとんどが治っています。

鍼灸学生の場合は、鍼が使えませんので、手技療法で治療をします。
手技療法ですので、家庭療法になりますが、家庭療法と言っても、治療効果はそれなりに高いので、当院に来られた患者さんには、その方法を指導しています。
そうすることで早く治せるからです。
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