FC2ブログ
2019/09/28

週末開業の手始めは基本を中心にするのがいい Part2 (11月3日の臨床実践塾)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




写真① 「ここら辺が痛い」 




写真② 大腿四頭筋 



「太ももの前が痛い」と言う方が来られました。

「太ももの前って、どこら辺ですか」と聞くと、

「ここら辺です」と、写真①のように手で触って見せてくれた。

「ブログに使いたいので、写真を撮ってもいいですか」と聞くと、ニコニコしながら、

「いいですけど、どうしたらいいですか」と聞くので、痛い部分を触ってもらい、写真を撮りました。
それが上の写真です。

その部を解剖で考えると、「大腿四頭筋」になります。
大腿四頭筋は、「頭が四つ」ということで、大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋の総称です。

その方が手で示してくれたのは、写真②にあるように、大腿直筋のようです。
大腿直筋は下前腸骨棘に付着し、下って膝蓋骨に付着して膝蓋靭帯を経て、腱骨粗面に付着します。

大腿四頭筋の主な働きは、膝関節を伸展させることと、股関節の屈曲を担っています。

ここで、
「何が原因か」を考えるわけです。
「何故、大腿部に痛みが出ているのか」を考えるわけです。
で、その原因を探るときに七星鍼法の「基本実技」が役立つわけです。

所謂、骨格の歪みや臓腑の虚弱を調べるわけですが、そうすることが、患者さんの得心になってきます。
「週末開業」で重要なポイントになるのは、「患者さんの得心」です。
それは、患者さんへの優しさでもあると思うのです。
そういうのを積み重ねていくのが、安定成長になると思うのです。

つまり、
① 体の構造の説明をする

② 症状と関係のある解剖を説明する

③ 症状が出た原因の説明をする

④ 原因を取り除く

⑤ 症状が治まる

という流れになりますが、「週末開業」でなくても、これをやった方がいいと考えています。

で、その患者さんも、原因と思われる筋骨系や臓腑を整えてから、

「どうですかね、痛みは取れましたかね」と聞くと、薄笑いしながら、

「はい。取れたようです」と言うので、

「とりあえず、今は治ったということでブログに書いておきますね」と話しておいた。

なぜ「とりあえず」なのかと言うと、大腿直筋の付着部は「骨盤」です。
骨盤は、腰椎、仙腸関節、股関節、膝関節、足関節などの歪みでも出てくるし、肝、腎、大腸、生殖器などの異変でも歪みが出てくるからです。

ですから、「とりあえず、関係すると思われる部位」は整えておいたのですが、その方のライフスタイルに原因がある場合は、再発する可能性があるからです。
関連記事