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2019/09/04

腕を挙げると90度辺りで痛むが、もっと上げると痛まない

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




このようにすると痛みが出る 



時々、タイトルのような症状を訴える方や、肩を回すとジャリジャリ音がする、と訴える方がいます。
そのような場合は、腱板損傷(鍵盤断裂)を疑いますが、病院での診断を優先させるのがいいと思います。

しかし、来院してから「病院で検査を受けてください」とは言い難いので、とりあえず治療をします。
五十肩の場合は、肩甲骨と上腕骨の開きが悪いので、すぐわかるのですが、腱板損傷の場合は、途中で脱力があったり、ある角度を過ぎると痛みが少なく、腕を挙上することができたりします。

五十肩も腱板損傷(腱板断裂)も、老化が原因の場合が多いのですが、スポーツ外傷の場合もありますので、老化だけが原因ではありません。

先日、
「左腕を挙げると痛い」という方がこられたので、腕を挙げてもらったら、

「ここら辺では痛みますが、もっと挙げると痛くないです」と言います。

「あ、これは腱板の問題があるな」と思ったのですが、とりあえず回旋鍼をしてみました。

そして、
「はい。さっきみたいに腕を挙げてみてくれませんか」と言うと、腕を挙げて、

「あ、痛くないです」と言います。

人間の体は不思議なものです。
肉体的な(解剖学的な)原因で症状が出ても、エネルギー的な治療で症状が治まる場合もあるのです。
もっとも、エネルギー療法をやられている先生方にすれば、「それは当然なこと」と考えるかも知れません。

ただ私は、エネルギー療法的な治療だけでは終わらせたくないので、解剖学的な「筋肉、骨、神経」なども考えて治療をしたいのです。
ですから、この方の治療も、筋骨を整える意味で、足関三穴を使い、骨格の歪みまで整えておきました。

このところ、「肩の痛み」を訴える患者さんが多い感じがして、頻繁に「回旋鍼と足関三穴」を使っていますが、それなりにいい結果が出ています。
当院のセミナーに参加された先生方も、多分この治療法が役に立っているのではないかと考えています。
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