FC2ブログ
2019/08/05

「左首が痛い」・・・。8月25日の臨床実践塾

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




表面から見ると何の問題もないのですが…… 



治療日には毎日「足関三穴」を使っていますので、臨床例をブログに揚げるだけでブログが埋まってしまいます。

たとえば、先日来られた20代の女性の患者さんですが、

① 左首が痛い(全体的にだるい)

② 舌が左に引っ張られる

③ 左右の足首が不安定

ということを訴えていました。
そこで、足関三穴の登場です。
他のツボを使うと足関三穴の効果がわかり難いので、座位のまま右の足関三穴だけを使いました。

そして、
「どう?」と聞くと、

「あ、あ、首が、だるさがなくなりました。舌も引っ張られません」と言います。

※ 座位のままで鍼をするには、私が床に顔を近づけて刺鍼しますので、やりにくさはあるのですが、治療効果を確認するには、同じ姿勢のほうがいいし、仰臥になったり座位になったりの手間も省けるので、座位で刺鍼することも多いのです。

その後、仰臥になって経絡治療をしたのですが、顎関節の歪みもありましたので、顎関節を調整する鍼も行いました。
そして、ベッドから降りて様子を聞いてみると、
「はい。何ともないです。足首もしっかりしたようです」と言ってくれました。

足関三穴は、足関節付近のツボを使いますので、足関節がしっかりするのは当然と言えば当然です。
しかし、「首の異変が整う」というのは意外かも知れません。

そこが足関三穴のおもしろいところで、片足の、たった三穴で、いろいろな症状が取れてしまうのですから、鍼灸師の方々でも「不思議」と思われる方は多いと思います。
先日、足関三穴のセミナーに参加した鍼灸師の先生が来られたのですが、足関三穴のことを聞くと、「効果がいいのでバンバン使っています」と話していました。(^_^;)

8月25日(日)の臨床実践塾では、≪足関三穴Part3≫として、足関三穴の使い方を解説しようと思います。
と言いますのは、最近、「足関三穴」プラス「七星一穴鍼法」の手法での研究(臨床)をしており、この手法で治療すると、かなり治療時間が短縮されるからです。

「時短」(治療時間の短縮)というのは、再発しやすいので、私の好みではありませんが、時代の流れに逆らいたくないので、時短を考えたのです。
この時短型の治療法はそんなに難しいことではなく、「七星一穴鍼法」をご存知に方なら、すぐにできることです。

そして、「足関三穴の診断法」につきましても、新しい発見がありましたので、その方法も解説しようと思います。
この「足関三穴の診断法」は、5月、6月のセミナーでは、まだ開発してなかったものです。
その方法の利点は、「患者さんを動かしていきます」ので、足関三穴を始めて学ぶ方でも、「取穴部位がすぐにわかる」という方法です。

さらに、患者さんを動かしていきますので、患者さんも歪みや治療効果を認識することができます。
「患者さんが治療効果を認識する」というのは、臨床で大切なことです。
関連記事