FC2ブログ
2019/07/16

腕の痛みや痺れの治し方

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



腕の青く塗った部分が痺れている
左のパターンを① 右のパターンを②とします 



腕の痛みや痺れを訴える人は意外に多い。
その原因もいろいろあるので、診断(分析)が重要になってきます。
※ 脳血管の問題ではないかと心配する人もいますが、腕だけならその心配はありません

たとえば、上のイラストを見てください。
左右どちらも、「右腕が痺れている」とか「痛い!」と言います。
そこで、頚椎なのか上部胸椎なのかを診るために、首を左右前後に倒してもらいます。

首を左右に倒して痛みや痺れが強くなるようなら頚椎に問題がありますので、頚椎を矯正して、そこに歪みを起している原因臓腑を整えます。(頚椎七星配置を参考にしてください)
首を前後に倒して、痛みや痺れが強くなるようなら、多くが上部胸椎に問題があります。
それから上部胸椎を始め、脊椎全体を「脊椎診」で診ていきます。

脊椎診をすると、何種類かのパターン分けることができますが、ここでは上のイラストで示したように、2つのパターンについて説明します。

先ず、左側のパターン①ですが、これが最も多いパターンです。
それは、肝臓からの経筋腱収縮牽引が起こり、上部胸椎を右側に曲がっているからで、その付近で神経圧迫が起こっているわけです。

筋腱に問題が起こる場合は、多くが「肝」と関係があります。
そして、「凝り痛み」が起こる場所は、右肩甲骨内側で、イラストに示した辺りです。

次に、右側のパターン②ですが、これは多くが「心」か「心包」に関係するパターンですが、基本的には「心包」と診たほうがいいです。
それは、脈診や六臓診のできる人は、それらの診断法で確認すればいいのですが、考え方としては、「肝(筋膜を主る)⇒心包(心筋と考えています)」の流れがあるからです。

さて治療法になるのですが、こういう場合に「筋骨」だけで整えようとすると、すぐに再発してしまいます。
何故なら、
臓腑の異変⇒筋腱の収縮牽引⇒骨格の歪み⇒神経圧迫という機序があるからです。

ですから、経絡治療で「臓腑の異変」を整えても治せますが、少し時間がかかるので、骨格矯正も含めて治療したほうがいいようです。
ですから、順序としては、
・臓腑を整える⇒筋骨を整える、としたほうが賢明かと思います。

何度も言いますが、「筋腱の収縮牽引」や「骨格の歪み」だけを整える方法で症状を治めても、臓腑の調整が出来なかったら再発させてしまうので、その点は注意が必要です。

そして、何故臓腑に異変が出たかとということについてですが、これは治療師によって考え方が違いますので、ここに書くのは遠慮しておきます。

「足関三穴では治るのか」という質問も出そうですので、先に回答しておきます。
答えは「治ります」です。
ただし、しっかり原因を把握して、治療前後の評価が出来なければなりません。

どういうことかと言うと、
「ただ足関三穴を使えば治る」と言うことではないわけです。
「足関三穴をどのタイミングで使うかで治療効果が違ってきます。
ま、でも、この場合だと、足関三穴だけで治る場合が多いと思います。
しかし、「バカの一つ覚え」にはなってほしくないと考えています。(^_^;)
関連記事