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2019/07/13

側頭部が痛い! (是動病)

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胆査穴 



足関三穴の治療効果が高いので、このところ足関三穴を使うのが多すぎて、他のテクニックが疎かになってきたような気がします。
頭の症状であろうが、手や腕の症状であろうが、腰が足の症状」であろうが、
「はい。足関三穴」、「はい。足関三穴」と、足関三穴で症状を取ってしまっていたのです。

ですから、このブログに書く記事も、足関三穴、足関三穴、足関三穴となってしまい、読む方にとっては面白くなかったと思います。
そこできょうは、「胆査穴」の話をします。

昨日来られた方は、新幹線で何年も当院に来られている方ですが、昨日は、
「頭の横が痛い」と言っていました。

「頭の皮という感じですか?」と聞くと、首を横に振ります。

「頭の中の方?」と聞いても、首を横に振ります。

そこまで聞いて、だいたいの想像が着きました。
こういう場合は、頭蓋骨の縫合(関節)がおかしいか、経絡病だと判断します。
経絡病とは、鍼灸での「是動病」(ぜどうびょう)と「所生病」(しょせいびょう)に分けて考えると、「是動病」になります。

是動病とは何かと言いますと、ちょっとややっこしくなりますが、以下のような場合のことを「是動病」と言います。

① 気が病む
② 本経の病
③ 外因による病
④ 経絡自体の原発性の病での病変
⑤ つまり、尋常ではない病態のことをいい、病因が“外”に在り、浅い状態です。しかし、やがて病は内に進行すな可能性があります。

なので、最初に頚椎を調整して(1分程度)、それから経絡治療に入ったのですが、この子(女性)は最初に顎関節症で来院したので、骨格矯正鍼を使おうか、それとも足関三穴を使おうかと迷ったのですが、側頭部なので、「胆査穴」を使うことにした。(胆経が則頭部を通っているからです)
上の写真が「胆査穴」への刺鍼です。

しかし、保険を兼ねて「頭七地」へも刺鍼しました。
「頭七地」とは、頭部に円形状に配置した七星の「地」です。

で、

「どう? 頭は?」と聞くと、

「ちょっと残っています」というので、足関三穴を使おうと思い、

「そうか、それではあと1分ぐらい時間をくれる?」と聞くと、

「でも私、いつもここから帰ってから完全に治るので、これでいいと思います」と言われた。

「そうですか。じゃ、こんなところにしておきますか」と治療を修了した。

治療にはいろいろな方法がありますので、どのテクニックを使おうか迷うこともありますが、「足関三穴」が続いたので、ちょっと別のテクニックを使ってみました。(^_^;)
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