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2019/06/14

肝臓部がチクチクと痛むとか左腰の上側が痛むという時の治し方

この「診断即治療」は、 Gooブログ にも掲載しております。




左脚の二陰交へ刺鍼 



七星鍼法には、いくつかの特効穴があり、それをうまく使うことで、症状が面白いように治まります。
たとえば、タイトルのようなことを訴えて来た方を例にしますと、この方は次のようなことを訴えていました。

① 肝臓部がチクチクと痛む

② 下腹部が張る感じがする

③ 左脇腹辺りが張っていて触ると痛い

④ (膵臓裏)辺りに空気が当るとひんやりとした冷たさを感じる

そこで七星論の考え方を導入します。
まず、肝臓部のチクチクというのは、肝臓に問題があるわけですから、そのまま肝臓の治療をすればいいわけです。

次に、左脇腹辺りが張っていて触ると痛い、というのは、脾臓(膵臓含む)からの症状と考えていいと思います。
ですから、この方は膵臓裏辺りがひんやりとして冷たさを感じると言っているわけです。
「冷たさを感じる」という場合は、多くが血液循環の問題が関係していますので、何等かの原因で血液循環が悪くなっていると考えていいと思います。

そこからが「七星鍼法」の面白いところです。

「肝臓部がチクチクして痛い」
      ↓
「膵臓の裏辺りが張って触ると痛い」
      ↓
「膵臓裏に冷たさを感じる」

つまり、人体惑星試論(通称七星論)で考えると、肝と脾の問題ととらえることが出来るわけです。
がしかし、七星論でのエネルギーの流れは、水→金→地→火→木→土と流れていますので、木(肝・胆)から土(脾・胃)へのエネルギーの流れが悪い事が想像されます。

そこで、考えられることは、「肝と脾」を同時に整えることはできないか、ということだと思います。
七星鍼法には、それがあるのです。

「二陰交」というツボです。

このツボは、二つの陰経が交わるところという意味で命名したもので、肝経と脾経が交わる所なのです。
もちろん、七星論ですので、五行論にはありません。

そこで、「二陰交」の証明を兼ねて、写真のように「左二陰交」に刺鍼しました。
そして、
「どうですかね。肝臓辺りのチクチクや脇腹辺りの張りは」と聞くと、

「あ、ちょっといいようです」と言います。

ですから、下肢への鍼は二陰交だけにして、経絡治療をしました。

そして、一応の治療が済んでから、
「どうですかね。肝臓部のチクチクや脇腹の張り感などは」と聞いたら、

「治まっています」というので、それで治療は修了しました。

ここで注目してほしいのは、下肢への鍼は「二陰交だけ」だったことです。
ですから、症状を治めるだけなら、左右どちらかの「二陰交」だけで良かったのです。
では何故上肢のツボも使ったかといいますと、再発を防止するためです。
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