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2019/05/08

脊柱管狭窄症の治療について (5/26の臨床実践塾準備)

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距腿関節と距骨下関節 



脊柱案狭窄症の治療は、腰椎、骨盤(特に仙骨・腸骨)、股関節、膝関節、足関節などが関係してきます。
それは、脊柱管狭窄症の予備軍としての診断で、上記の筋骨系を診るからです。
私が診てきた脊柱管狭窄症の患者さんの多くは、腰痛(特に椎間板ヘルニア)や膝痛、足関節痛などを経験していたからです。

ですから、必要とされる診断(評価)は、脊椎診、仙骨診、骨盤の捻れ、膝関節診、それらに関係する筋肉や腱などが主になります。
その中でも、重要視したいのは「仙骨診」で、去年の臨床実践塾では2回ほど解説させて頂きました。

去年は、「仙骨診が脊柱管狭窄症に関係あるから」などとは考えてなかったのですが、脊柱管狭窄症の患者さんを治療していて気付いたことがあったのです。
それは「骨盤開大」(骨盤が開いた状態)で、骨盤開大は腰椎後彎と関係しているからです。

そして、仙骨診をすることで、「どこを狙って治療するか」がわかってきたのです。
仙骨の歪みは、巨鍼を使えば楽に(簡単に)矯正できるので、「仙骨診が的を決める基準になる」とは考えてなかったのです。
仙骨の歪みは、巨鍼でなくても、骨格矯正鍼を使えば簡単に矯正できますので、あまり問題にしてなかったのです。

しかし、腰椎、骨盤、股関節、膝関節を治療していると、それらに起始・停止する筋肉の調整が必要になってきます。
つまり、それらの筋肉を整えることは、腰椎や骨盤を整えることにつながるわけです。
ですから、当院での脊柱管狭窄症の治療は、それらの調整をしていることになります。

具体的な治療としては、以下のようになっていますが、その途中で骨盤や膝関節、足関節に関連する筋肉や腱の調整が入ってきます。

① 経絡を整える(七星経絡治療)

② 骨盤の歪みを矯正(骨格矯正鍼)

③ 膝関節の調整(必要に応じて腸骨も整える)

④ 足関節の調整(距腿関節や距骨下関節の矯正)

その治療の中でも、足関節の調整は重要な治療になるので、
「如何に短時間で調整(矯正)することができるか」を、ずっと考えていました。
そして解剖学で筋肉の起始・停止を調べ、刺鍼方法を考えていたら、やっと「これだ!」というのを見つけることができました。

それを自分の体を実験台にして実験してみました。
私は、脊柱管狭窄症ではありませんので、脊柱管狭窄症に関係すると思われる「腰椎、仙腸関節、膝関節、足関節」の動きを診ながら行っていきました。
すると、脊柱管狭窄症の患者さんに行った治療と一致していたことがわかったのです。
ただし、自分の背中に巨鍼は打てませんので、巨鍼療法とあと一つの治療法だけはできませんでした。(この2つの治療法の治療効果は大きい)

脊柱管狭窄症の治療法は、5月26日(日)の臨床実践塾で解説することにしましたが、腰部から足部までの治療が入りますので、広範囲の治療テクニックが含まれてきます。
「腰部から足部までの治療ができれば、脊柱管狭窄症も治療できる」とも言えるわけです。
脊柱管狭窄症の治療は、それだけ難しいということですが、

臨床実践塾は、当院で行うので、案内を出すのも少人数になります。
参加を希望される方は、このブログを見た時点でご一報ください。
当院のスタッフを含めても10名程度の予定で、早く締め切る可能性がありますので、ご了承ください。
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