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2019/04/28

心臓の症状が治まるまでは魚の目を目安にするといい

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



心臓反射区にできた魚の目 



以下のような症状を訴えて来た方がいました。

① 咳
② 頭痛
③ 鼻炎
④ むくみ
⑤ 左の肩甲骨の内側が痛い
⑥ 左右の耳が詰まった感じで聞こえ辛い
⑦ 胸が苦しい

この問診から考えられることは、
① 咳は喉か肺か心か心包が原因と考える

② 頭痛は心や腎の淤血の場合が多い

③ 鼻炎は腎機能低下での粘膜異変

④ むくみは腎か心が原因

⑤ 左の肩甲骨内側の痛みは、心か心包が原因の場合が多い

⑥ 左右の耳が詰まったのは、腎機能低下の場合が多い

⑦ 胸が苦しいのは、心か心包が原因の場合が多い

という診立てになります。

そこで、脈を診たら、心の脈が細脈(脈を打つのが弱い)になっていました。
心が細脈になる人は少ないので、
「これはかなりシンドイな」と思いながら、背部を診ると、肝臓の裏側が腫れていました。
そして、六臓診(五臓六腑の反応点の反射を診る方法)をしたら、心にかなり強い反応がありました。

これは、腎機能低下(淤血)によって、肝の代謝が落ちて肝臓が腫れたのだなと考えながら、とりあえず苦しい症状から治めてあげたほうがいいだろうと、胸の「玉堂」に千年灸をしてもらいました。
よっぽど心臓の疲労があったのか、5壮でやっと熱さを感じるようになったのです。

それから経絡治療をして脈を安定させてから、背部へも鍼をするつもりで伏臥になってもらいましたら、足の裏に「魚の目」があるのです。
しかも「心の反射区」に!
(先に足裏を診ておけば、すぐに心と判断していただろうに)

魚の目は、見ると「魚の目」のように見えますので、その名が付いたと思いますが、魚の目には、お灸で取れるのと取れないのがあります。
魚の目には「芯」がありますので、、その芯の深さによるのですが、浅いと何度かお灸をすると取れてきますが、深いと臓腑が整うまで取れません。。



治しやすい魚の目、治しにくい魚の目 



魚の目と似たのに「タコ」があります。
これは「角質層への刺激過剰で起こる」言われていますが、実はそれも臓腑からの反射ですので、揉んでも、お灸をしても取れません。
その当該臓腑を整える必要があるのです。

よくあるのが、踵(かかと)のタコです。
角が立つぐらい硬くなっているのもあり、割れているのもあります。
踵の場合は、大腸が問題ですので、「便秘」などの多い人は、便秘から治さなければ治りません。

さて、上記の方ですが、治療が済んで、ある程度は楽になったのですが、「完全に」とまではいきませんでした。
というのは、慢性的な症状というのは、脊椎や足底に現れるので、この方も「慢性的な心の問題」が潜んでいるからです。

ですから、食養生などをも指導しておきました。
慢性的な症状は食養生をさせるのが早いからです。
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