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2019/04/03

右足がだるい:MRI画像からの診断と治療

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腰椎2番が少しだけ後ろに出てきています 



時々、レントゲンやMRI画像を持参される患者さんがいます。
この方は、私に直接電話が入り、相談したいことがあるというのです。

「何でしょうか」と聞くと、

「ちょっとだけですが、右足がだるい感じがするので、病院へ行ったら「腰椎が後ろに曲がっていると言われました」と言います。

休診日でしたがMRI画像を持参してくれたので、治療院で見せてもらったのですが、なるほど腰椎1番と2番の間、2番と3番の間の椎間板が狭くなっているし、腰椎2番が少し後ろに寄っている。
「なるほど」と思いながら、

「で、病院では何と言われたのですか?」と聞くと、
「この後ろに出ている腰椎が原因だと思うので、リハビリ科で治療してもらうようにと言われました」と言う。

このMRI画像から考えられることは、七星論で考えると、腰椎1番が「水=腎・膀胱」、2番が「金=肺・大腸」になるので、
「多分、大腸が原因なので、大腸を整えれば腰椎も整えられる」と言うことでした。

それで脈を診て、脊椎診をしてから下降結腸部を軽く押してみたら、案の定下降結腸に凝りがありました。
そこで、
「大腸を整えたら多分、治まると思うので」と言いながら、第四生泉水穴にお灸をした。

そして、
「どうですか足の具合は?」と聞くと、

「あ、なんかだるさが取れたようです」と言うので、自宅でもお灸をするようにお願して帰ってもらいました。

それだけで腰椎が戻ったとは思いませんが、お灸を続けるとだんだん戻ってくるはずです。
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