腰と左足が痺れる
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薄く色づけしたところが痺れて、お尻から足までは引き攣りもある
体格ががっちりした方でしたが、
「腰と左足が痺れる」と訴えて来院しました。
(上図の薄く色付けをした部分です)
手には何の異常もないようでしたので、脳との関係はなさそうです。
脊椎診をしましたら、腰椎4・5の間でズレ(左右へのスベリ)が出ていました。
そして脈診をしたときに感じていたのですが、体が冷えていました。
つまり、腸も冷えているということです。
そこで、最初に生物力学療法で腰椎を動かしたら、少しだけ楽になったような感じでした。
次に、骨格矯正鍼で腰椎の捻れを取ったら、またも少し楽になったようでした。
しかし、寝返りを打つのも辛そうでしたので、
「いつ頃から症状が出てきたのですか」と聞くと、
「去年の12月からです」と言う。
辛かったと思います。
脊椎が歪んでいる人は多いのですが、ズレがあると、神経が強く圧迫されるので、立っても、座っても、寝ても痛いのです。
その方も、
「歩くのも痛いので、病院で注射をしてもらうのですが、すぐに痛みが出るし、病院では手術と言われましたが、手術はしたくないです」と言う。
「これでは仕事はできないでしょう」と言うと、
「仕事どころではないです」と言う。
そこで、腰痛に抜群の効果を現す巨鍼を使うことにしました。
「大きな鍼を使いたいのですが、いいですかね」と聞くと、すかさず
「はい。お願いします」と言う。
その返事のスピードからして、
「誰かに巨鍼の話を聞いてきたのだな」と思いました。
そして、当院に来るまでもいろいろな治療を受けてきたようで、鍼に対して何の抵抗もなかったのです。
後でわかったことですが、その方を紹介してくれた方が、私の知り合いで、その知り合いのが、その方の歩く姿を見て、当院を紹介してくれたそうです。
それで、巨鍼が済んだら、
「だいぶ楽になったのですが、まだお尻の下は少し引き攣りが残っています」と言う。
そこで根本療法の話です。
「実は、根本的な原因は腸にあると思われます。たとえば、左側の腸が冷えると、今回のように左の筋肉が硬くなり、脊椎が左に滑って神経を圧迫してこういう症状が出るのです。ですから、腸の動きを少し良くしてあげると痛みはもっと楽になりますので、ちょっとやってみましょうか」と言いながら、下降結腸を軽くほぐしました。
そして、体を動かしてもらい、痛みを調べてもらったら、
「あ、楽です」と安堵の顔を見せてくれました。
この方は、4か月も痛みに耐えてきて、いろいろな治療を受けてきたようなので、「感動の場面」はありませんでしたが、表情からして喜んでいる様子でした。
そして、長期間の苦痛から解放されたので、「完治」と思ったのか、
「もう来なくてもいいですか?」と聞いてきました。
「いやいや、今は治まっていますが、多分再発しますので、少なくてもあと一回は来てください」とお願いしておきました。
私の予想では、その方が養生法をしてくれなかったら、少なくても4~5回はかかると思います。
本人には「4~5回」なんて言ってありませんが、養生法をちゃんとやれば、あと1~2回で治まると思います。

薄く色づけしたところが痺れて、お尻から足までは引き攣りもある
体格ががっちりした方でしたが、
「腰と左足が痺れる」と訴えて来院しました。
(上図の薄く色付けをした部分です)
手には何の異常もないようでしたので、脳との関係はなさそうです。
脊椎診をしましたら、腰椎4・5の間でズレ(左右へのスベリ)が出ていました。
そして脈診をしたときに感じていたのですが、体が冷えていました。
つまり、腸も冷えているということです。
そこで、最初に生物力学療法で腰椎を動かしたら、少しだけ楽になったような感じでした。
次に、骨格矯正鍼で腰椎の捻れを取ったら、またも少し楽になったようでした。
しかし、寝返りを打つのも辛そうでしたので、
「いつ頃から症状が出てきたのですか」と聞くと、
「去年の12月からです」と言う。
辛かったと思います。
脊椎が歪んでいる人は多いのですが、ズレがあると、神経が強く圧迫されるので、立っても、座っても、寝ても痛いのです。
その方も、
「歩くのも痛いので、病院で注射をしてもらうのですが、すぐに痛みが出るし、病院では手術と言われましたが、手術はしたくないです」と言う。
「これでは仕事はできないでしょう」と言うと、
「仕事どころではないです」と言う。
そこで、腰痛に抜群の効果を現す巨鍼を使うことにしました。
「大きな鍼を使いたいのですが、いいですかね」と聞くと、すかさず
「はい。お願いします」と言う。
その返事のスピードからして、
「誰かに巨鍼の話を聞いてきたのだな」と思いました。
そして、当院に来るまでもいろいろな治療を受けてきたようで、鍼に対して何の抵抗もなかったのです。
後でわかったことですが、その方を紹介してくれた方が、私の知り合いで、その知り合いのが、その方の歩く姿を見て、当院を紹介してくれたそうです。
それで、巨鍼が済んだら、
「だいぶ楽になったのですが、まだお尻の下は少し引き攣りが残っています」と言う。
そこで根本療法の話です。
「実は、根本的な原因は腸にあると思われます。たとえば、左側の腸が冷えると、今回のように左の筋肉が硬くなり、脊椎が左に滑って神経を圧迫してこういう症状が出るのです。ですから、腸の動きを少し良くしてあげると痛みはもっと楽になりますので、ちょっとやってみましょうか」と言いながら、下降結腸を軽くほぐしました。
そして、体を動かしてもらい、痛みを調べてもらったら、
「あ、楽です」と安堵の顔を見せてくれました。
この方は、4か月も痛みに耐えてきて、いろいろな治療を受けてきたようなので、「感動の場面」はありませんでしたが、表情からして喜んでいる様子でした。
そして、長期間の苦痛から解放されたので、「完治」と思ったのか、
「もう来なくてもいいですか?」と聞いてきました。
「いやいや、今は治まっていますが、多分再発しますので、少なくてもあと一回は来てください」とお願いしておきました。
私の予想では、その方が養生法をしてくれなかったら、少なくても4~5回はかかると思います。
本人には「4~5回」なんて言ってありませんが、養生法をちゃんとやれば、あと1~2回で治まると思います。
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