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2019/03/27

指や肩が痛いときの治療法 (4月28日 臨床実践塾)

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指が腫れる症状にはかなり効果的です 



「指が痛い!」という方が時々います。
東洋医学で考えますと、それぞれの指には、それぞれの経絡が流れていますので、経絡で判断すると、どの臓腑からの異変なのかを考えることができます。

ところが、肩の痛みとなると、経絡では判断しにくくなります。
肩関節には、肺経、大腸経、心包経、三焦経、心経、小腸経の経絡が流れているからで、経絡を特定することは難しくなります。
足の趾も一緒です。

先日の臨床実践塾で、
「上肢の痛みは足裏へのお灸で治せますね」という方がいました。
「えっ? 足裏ですか?」
「ええ、先日手が痛いという患者さんの足にお灸をしたら、治りましたよ」と言う。

そこで七星論で考えてみたのですが、なるほど納得できます。
七星論の対応経絡で考えると、簡単に答えが出てきました。
しかし、臨床では使ったことがありません。

ですから、自分の肩が軽くなるかどうかで実験をしてみました。
なるほど、肩が軽くなる。
と言うことは、異変があっても治る可能性があるということになります。

最近考え出した「筋腱セラピー」を使うと、簡単に治療できそうです。
筋腱セラピーとは、筋肉や腱の「捻れ」(捩れ)「たわみ」「アンバランス」を整えるもので、先日の臨床実践塾では、皆さんも真剣に取り組んでいました。

もともとが子ども用として開発したものなので、痛くも痒くもない治療法です。
筋膜リリースに似た感じもするのですが、筋膜リリースではありません。
筋腱を整えながら指の関節まで調整していく方法です。

つまり、肩から指先まで治療できるのです。
このテクニックは、あるテクニックから考え出したのですが、おそらく子どもの治療をしている治療師には、かなり役立つ方法だと思います。

というのは、2週間ほど前、
「子どもが喘息の発作を起こしそうだからと、電話が入り迎えに行って来た」と言う方がいました。
診ると、お腹が張っていて、「大腸→肺」で調子が悪くなっていることがわかりましたので、肺・大腸を整えるために、この筋腱セラピーと、頚椎可動調整法をしたのです。

すると、そのお子さんがメチャメチャ元気になり、お母さんが、
「静かにしなさい」と言っても、あっち行ったり、こっちに転んだりして、言うことを聞かないぐらい元気になったのです。

で、私が、
「これぐらい元気になればいいんじゃないですか」と言うと、お母さんは笑って、うなずいていました。
そして、それを見ていたスタッフの皆さんは、その子が帰った後に、
「メチャメチャ元気になりましたよねー」なんて言っていました。

そういうことがありまして、さらに自分の身体でテストを繰り返していたら、面白いことがわかってきたのです。
つまり、上肢や下肢の異変に使えることがわかってきたのです。
と言っても、まだまだ臨床が少ないので、これから臨床を集めていくのですが、理論的に納得できるし、上の写真のような指の腫れにはかなり効果があります。
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