FC2ブログ
2019/03/05

七星特殊鍼法はここが面白い!

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。



右横腹のくびれと左肩の下がり



七星鍼法は多分、「診断法」が面白いのではないかと考えています。
それは、患者さんから症状を聞いただけで、「多分そこがおかしいのだろう」という予測ができるようになっているからです。

それは、頭から足先までに配置された「七星」(宙・水・金・地・火・木・土)があるし、内臓と諸器官の関係、環境と病気の関係等々をまとめた「七星論表」があるので、今ある症状をそれらに当て嵌めることで、診断が簡単にできるようになっているからです。

「診断なくして治療なし」です。
診断があるから治療が上手くいくのです。
病気になって「診てもらう」と言うのは、「診断してもらう」ということだからです。

つまり、
① どこが、どのようになって、そのような症状が出ているのか

② なにが原因で、そのようになっているのか

③ それはどのようにすれば治るのか

そのようなことを解くために「七星論」は生まれたのです。

七星論ができてから体や症状に対する疑問が解きやすくなりました。
どこが痛いのかを聞くだけで、関連する臓腑の弱化がわかってきたからです。
症状を聞けば、だいたいどこが悪いということがわかるわけです。
「関節への七星配置」「七星論表」「目の分析」と、七星で解いた分析法(診断法)はたくさんあります。

たとえば、昨日このブログに記載した横腹の腫れや縮み。
上の写真では、右横腹にくびれのあることは、素人が見てもわかるはずです。
この方の場合は、右横腹が凹み、右肩が上がってますが、普通は右横腹が凹むと、右肩が下がっていることが多いです。

しかし、この方のように、右横腹が凹み、左肩が下がっているのは、
① 肝臓に異変が起きた
② 肝は筋膜を支えている
③ 肝の疲労で筋膜でできた心包にも異変が起こった
④ 心包からの経筋腱収縮牽引で左肩甲骨の内側に凝りができた
⑤ その結果、左肩が下がった

という機序が考えられ、臓腑の診断をすると、それがわかってきます。
筋骨系の症状を訴えて来る患者さんは、このタイプが多いのですが、このような場合は、多くが肝臓に異変が起こっていると考えたほうがいいです。
筋肉や腱や関節だけを調整しても、すぐに再発してしまうのは、そのような理由があるからです。

この場合の原因として考えられることは、
① 新薬、特に神経系に効く薬

② 砂糖、特に空きっ腹に甘いのを摂る

③ 腸の異変、たとえば便秘

どのような異変が起こっているかと言うと、肝臓が縮んでいると考えられます。
つまり硬くなっていると思うのですが、硬くなっているかどうかは、仰臥になってもらい、肋下部から肝臓を触ってみるとわかります。
しかし、いちいち仰臥になってもらったり、再び座位になってもらったりするのは、時間がかかりますので、普段は、座位のまま、右横腹から、握りこぶしの小指側で、軽くトントンと叩きます。(これを七星論では「六臓診」と呼んでいます)

すると患者さんは、痛さから逃げるように体を動かします。
動かさなくても、

「痛いでしょ?」と聞くと、

「はい」とか、

「胃に響きます」

とか言ってくれます。

そうすることで、体の異変を患者さんと共有することができるわけです。
症状の原因を患者さんと共有することができたら、今度は治す方向を決めて、その方向も共有することができます。

治す方向を共有することで、治るスピードが違ってきます。
即ち、患者さんに協力してもらうわけですが、それをするのとしないのでは大きな違いがあります。
それは、病気には原因があり、その原因を取り除くのが最短の治療になると考えているからです。

もうすぐ始まる七星特殊鍼法の「DVDセミナー」では、そんな方法も解説しながらお話していくつもりです。
関連記事