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2019/03/03

逆子の灸と七星鍼法

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至陰へのお灸



先日、臨月の妊婦さんから、
「逆子を直してほしい」とメールが入りました。
その日は休診日でしたが、出産予定日まで時間がないので、休日診療をしました。

治療は、妊婦さんに斜めの状態で寝てもらって鍼灸を施しましたが、臨月だけにさすがに緊張しました。
治療の途中で、
「あ!」なんて声が出てこないか心配しながらです。(^_^;)

何故なら、出産予定日は40週と0日と考えますので、この方が来られたのは37週だったからです。
つまり、出産予定日まで21日もなかったのです。
この方が来られたのは2月4日で、予定日が20日でしたので、予定日まで16日ぐらいしかなかったのです。

過去にも臨月になってから「逆子の治療」をしたことがありましたので、「大丈夫だろう」と引き受けたのですが、やはり緊張しました。
と言うのは、休診日ですので、私しかいません。
何かあった場合は、手の打ちようがないからです。
しかし、旦那さんが付き添いで来てくれましたので、ちょっと安心して治療にかかることができました。

治療は、七星鍼法で行いました。
七星鍼法に「逆子の治療」というのがあるのではなく、七星論での治療を行ったということです。
ですから、一般的に使われる「三陰交」は使いません。
使う必要がないと考えているからです

婦人科の治療となると、一般的には「三陰交」が頻繁に使われますが、七星鍼法では「脾査穴」を使うのです。
脾査穴とは、脾経の原穴にもなり郄穴にも相当するツボのことです。
これは、伝統的なツボでも検証してから使う「七星論ならでは」になります。

しかし、小趾にある「至陰」というツボは、七星論とも一致するので使います。
七星論と一致するというのは、その部が「土=脾・胃」になるからです。
「土」という字の象形は、以下のイラストのように、植物が土から芽を出し、伸びていっくことを象徴しているそうです。



「土」という字の象形


つまり、物事の始まりを現しているわけです。
ですから、理論的に「至陰」を使ってもおかしくないわけです。
もちろん、理論だけでツボを使うのではなく、そこには経験が必要です。
私も、弟子入り時代に「逆子の治療で至陰への灸」を見たし、当院でも何人か逆子を直した経験があるので、自信を持って使えたわけです。

詳細は先日の「スタッフのための臨床実践塾」でやりましたが、「土の象形」の話をした時には、「えっ? ふ~ん。なるほど!」という顔をしていました。
何年か前の臨床実践塾で「土の象形」について話をしたのですが、今回は、「予定日を過ぎた妊婦さんがいる」ということもあったからか、興味津々のようでした。

ですから、なかなか生まれたという連絡が来ないので、ちょっと気になっていましたが、3月1日の晩10時半ごろに、旦那さんの叔父さんに当たる方から
「今、生まれました」と連絡がありました。

それで、Facebookにも、「逆子の灸」を書いてありましたので、翌日には「無事生まれたそうです」と報告しておきました。
予定日よりも9日ほど遅れましたが、初産は送れる場合も多いので、多少遅れても問題はありません。

良かった、良かった、です。

\(^o^)/ ヽ(^o^)丿 (/・ω・)/ 

生まれたのは女の子で、生まれたばかりの写真を送ってきてくれたのですが。目がパッチリ開いているのです。
旦那さんは男前、奥さんは美人なので、この子も美人になるに違いない。


そう言えば、逆子の治療の後、奥さんから、
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本当に良かったです!
昨日、凄く動いた感覚がありました!
37週で治るとは、、ビックリです。
ありがとうございます。」
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とメールがありました。
37週で逆子が治るなんて考えてなかったようです。
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