FC2ブログ
2019/02/15

突然左の中指が痛くなった (2月24日の臨床実践塾)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。



脊椎の屈曲 



上の写真を見てください。
赤い点線を引いたところの歪みがわかりますでしょうか。
これは脊椎の歪みを示していて、こんなにはっきり歪んでいる人は珍しいです。
普通は、緩やかな歪みのほうが多いのですが、この方の場合はきれいに「くの字」に曲がっています。
なので、「写真を撮らせてください。悪いサンプルとして使いたいのです(^_^;)」と頼んで、一緒に笑いながら写真を撮りました。

さて、「左の中指は心包経」の経絡が流れています。
この脊椎の屈曲は七星論でいう「2地」(心包経)になっています。
つまり、脊椎に現れた歪みは「心包経の異変である」とすぐにわかるということです。
この鍼の打ち方もちょっと変わっていますが、「2地(心包経)」を整えるための方法です。

このような歪みは手技でも矯正できるのですが、鍼を使うと心包の異変まで整えられるので鍼を使うわけです。
巨鍼を使うと、もっと簡単に矯正できますが、「怖い!」という人もいるので、その場合は毫鍼(普通の鍼)を使います。
毫鍼も「怖い!」という人には、手技療法を使いますが、手技療法だと再発しやすいので、そのことも説明してから行ないます。

この場合の「診方」ですが、上の写真を先に見たら、
「背骨の歪みから中指にきているのか。なるほど!」と考える人は多いと思います。
しかし、
・・・
・・・
・・・
「では何故脊椎が歪んだんですか?」
という問いに関しては、解決に繋がらない答えを出していることが多いようです。
① ハンドバッグを肩にかけるから

② 重たいカバンを持つから

③ 長時間頭を下げてスマホを使っているから

④ パソコンで右手でマウスを使っているから

これでは話になりません。
理由は、同じことをやっても、そのようにならない人が多いからです。
こういうのも理論的なことも七星論では説明する方法があります。
そして、理論に合わせた治療法もあります。

即ち、考え方の違いですが、
・脊椎の歪むのが先か
・何かの原因で脊椎が歪んだのが先か
の違いです。

脊椎が歪むのが先と考えると、解決策がなくなり、患者さんに無茶を押し付けることになります。
何故かと言うと、脊椎の歪む「確かな原因が確定できない」からです。
ですから、このような歪みの場合は、
「臓腑の異変が筋膜を引っ張り、その引っ張りで骨が歪んだ」
と考えたほうがいいのです。

脊椎の歪みを臓腑の関係を診る方法も、七星論を学んだ人は知っています。
「診断即治療」は、東洋医学の優位点と考えていて、七星鍼法では基礎理論と基礎実技で解説します。
つまり、「歪みの検出方法」と「矯正方法」を解説するわけです。
ですから、基礎実技だけでかなりの治療ができるようになっています。

そしてもっと大切なことは、患者さんに納得のいく説明ができるということです。
何も言わずに症状だけを治めるより、説明しながら症状を治めた方が患者さんは納得します。
患者さんはそういうことを喜んでくれます。

これはネット広告よりも効きます。(^o^)

何故効くのか。
それは「解説付きの治療」は、患者さんが「この先生はわかっている」と思うからです。
昔、「治療は上手いのに患者さんが集まらない先生がいる」という話を聞いたことがあります。
で、そこの先生は「無口」だったそうです。

♪~~♪~ 口で言うより~♪ 手のほが早い~~♪♪

にはならない方がいいと思います。
関連記事