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2019/01/21

経絡筋力テストの応用 「DVDセミナーで道標を!」

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心包経の経絡筋力テスト 



七星鍼法の基本実技の「経絡筋力テスト」の説明を続けていますが、これはいろいろな実験でも使うのですが、臨床でも使います。
たとえば、皆さんが普段使っている診断法で、「心包経が弱い」と診断し、心包経での気の流れを順調にするために、どこかのツボを使うとします。

七星論では、心包経と脾経は対応経絡ですので、脾経のツボを使ってもいいですし、心包経は、「心臓の筋肉」という考え方もしますので、筋肉とは、即ち肝の力と考えて、肝経のツボを使ってもいいのです。
もちろん、心包経のツボを使うと、心包経の筋力は上がりますので、心包経のツボを使ってもいいです。

ただ、心包経の筋力を上げるのに心包経を使うことは、最初のうちはいいのですが、自分でも「芸がない」と思うようになってきますので、そこは少し理論的なことを入れて、実験を行うと、もっと楽しくなります。

上の写真は、DVDにある心包経のテストですが、ここでは「任脈」を使っています。
最初に、心包経の筋力を調べ、
次に、心包経を指で押したまま心包経の筋力を調べます。
すると、指を当てているだけなのに、すごい力が入ってくるのです。

これは、経絡の「エネルギー循環」を考えたものですが、このテクニックは、七星論での七星配置を利用すると、いろんな部位で、いろんな実験をすることができます。
たとえば、お腹に配置した七星は「腹七」と呼んでいるのですが、その腹七を使っても、全ての経絡をテストすることができます。

腹七の使い方は、2017年に、FAT:function adjust treatment(機能調整療法)というタイトルで実践塾で公開しましたが、ものすごく面白いセミナーになりました。
最初に私がやって見せたのですが、それを見ていた参加者の一人が、「嘘でしょー!」と声をあげたのです。

そこで、
「いやいや、ほんとかどうか自分でやってみればわかりますよ」と、今度はその参加者にやってもらったのです。
すると、私と同じように、モデル(参加者)の筋力が上がったので、オーバーではないのかと思うぐらいビックリして、大笑いしていました。

こういうことを患者さんにやってあげると、患者さんはビックリしながら笑います。
笑ってもらうのが目的ではないのですが、笑ってもらうことでコミュニケーションが取れるのです。
七星論での「七星配置」というのは、体の各部にありますので、それを適宜使うことで、いろんなテストができ、患者さんとの信頼関係を築くことができます。

また、こういうテクニックが使えるということは、体のメカニズムを知っていることになるので、治療師としての信用も厚くなると考えています。
治すことも大事ですが、患者さんが喜ぶことをやってあげることも大事です。
そうすることで、患者さんとの距離が縮まってくるはずです。

いや、縮まってきます。

それは、鍼灸師仲間にやってみるとわかります。
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