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2018/12/29

右肩の脱臼

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



黄色く塗ったところが痛い 




三角筋 



「右肩を脱臼して、接骨院で脱臼は治してもらったのですが、肩の前側に痛みが残っていて、モノが持てない」という方が来られました。

ベッドに座ってもらったまま、肩関節の動きを診ると、肘から下を外旋するときに痛みが出ます。
これは肩関節の脱臼は治っていますが、肩関節に関わる筋肉が正常ではないことを示しています。

接骨院の先生は、「できるだけ肩を使わないようにして、肩に負荷をかけないでください」と話していたそうです。
しかし、「年末で仕事も忙しいので、右腕を使わないわけにもいかないので、できれば痛みを治してほしい」と訴えていました。

で、座位のまま、肘を曲げて外転させると、90度も曲がりません。
そこで、肩関節を調整する手技をやりましたら、外転の角度は大きくなったものの、上腕の痛みは取れていませんでした。

肩関節というのは、関連する筋肉や腱が多いので、ややっこしいのですが、筋肉は骨に付着していますので、骨格の歪みを整えれば治まる場合が多いのです
つまり、大胸筋や僧帽筋、棘上筋、棘下筋、頭板状筋、広背筋等々(もっとたくさんありますが)、肩関節に関係する筋肉は非常に多いものです。

ですから、私は先に脊椎や肘関節から診るようにしています。
と言うのは、たとえば仰臥で、バンザイをさせて、手首を捕まえて揺すると、ゴキゴキ音がする場合、胸椎下部の歪みを整えれば治まるからです。
つまり、これは、肩関節の異変と言うより、脊椎の異変と考えた方がいいということです。

ですから、この方の上腕の痛みも、脊椎を診ればわかると思いましたので、脊椎を診ましたら、きっちり歪みがありました。
なので、座位のまま脊椎を整えてから、念のために仰臥になってもらい、頸椎まで整えました。

それで結果を聞くと、

「痛みが取れました。これなら仕事をしても大丈夫だと思います」と言ったので、それから全経絡を整えて治療を終了しました。

そして帰宅してから、Lineが入り、
「おかげで31日まで(仕事を)頑張れそうです」と書かれていました。
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