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2018/12/25

足根骨と足挙げテスト: 於・臨床実践塾

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足を持ち挙げてもらってもこれぐらいしか挙がりません 




足根骨を調整したら、自力で写真のように挙がりました 



マスクをしているのは、顔を隠すためではありません。(^_^;)
今回の臨床実践塾は、頚椎矯正をするときに、術者とモデルの顔の距離が近づくので、マスクを用意して、全員にマスクを着用してもらったからです。
セミナーではマスクは遠慮してもらっていますので、誤解のないようにお願い致します。


先日の臨床実践塾では、頚椎に関係のある部位の調整法を解説しました。
頚椎はいろんなところと関係していますので、肩関節、上腕、前腕、手指骨、上部胸椎、腰椎、仙腸関節、股関節、膝関節、足関節、足根骨等々、「全ての骨格」と言ってもいいほど広い範囲に跨ります。

肩関節や上肢の関節や筋肉なら分かりやすいのですが、下肢の関節は、ちょっと想像しにくいかも知れません。
なので、足骨の矯正も含めたのです。
臨床実践塾では、毎回の実技で、体が変化するのを見てもらい、皆さんでやってもらい、「それで納得してもらう」という手順でやっていますので、今回もいろいろやりましたが、参加者の皆さんから

「おおー!」と声が上がったのが、この足骨矯正の変化でした。

と言うのは、最初に足を挙げてもらったのは、他の方に手伝ってもらったのですが、1~2分、足骨を矯正したら、モデルになった方が自分でサッと足を挙げたのです。

ご存知の方も多いと思いますが、足の踵骨(踵の骨)の内側にある「水泉」と言うツボを押して、痛みがあれば、頚椎が歪んでいる可能性があります。
そして、そこに鍼灸を施すと、首の痛みが治ったりします。

このように説明すると、足根骨の矯正で足が挙がり、足根骨の矯正で頚椎が整うというのも理解できるのではないでしょうか。
つまり、頚椎は、頭骨(頭痛や顎関節の治療で頚椎矯正を使う)だけでなく、体幹につながる全ての関節に影響があるということなのです。

さらに、七星論で観ますと、頚椎と臓腑の関係まで分かります。
頚椎1番が「水:腎・膀胱」、頚椎2番が「金:肺・大腸」、頚椎3番が「地:心包
三焦」~~~、というようなつながりです。
それが理解できれば、頚椎を矯正するだけでなく、再発を防ぐ治療までできるようになるわけです。

ですから、頚椎ヘルニアなどは別にして、首の痛みや違和感が取れないという人は、臓腑の異変を疑ったほうがいいのです。
臓腑の異変で多いのが、心臓、心包、肺などですが、肝臓や腎臓からの影響で首がおかしくなっている人もいます。

そこは、やはり専門的に仕事をしている人に診てもらったほうが賢明です。
何故なら、たとえば心臓や心包の異変だと思い、そこだけ狙って刺激(温灸や指圧)を与えていますと、たまに痛みが強くなる人がいるからです。
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