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2018/12/19

自律神経調整にも新・頸椎矯正法 (12月23日の臨床実践塾)

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新・頸椎矯正法は見るだけだと普通の頚椎矯正のように見えますが……



頚椎1番は、カイロプラクティックやクラニオ・セイクラル・オステオパシーなどでは、「自律神経の調整」として矯正します。
それは、脳と体幹の境目にあるのが頚椎1番なので、そこに障害(圧迫や捻れ等)が出ると、自律神経が乱れると考えられているようです。

そして、実際にもそのようなことがあるようです。
それは、頚椎1番を矯正すると、自律神経が原因と思われた疾患が治まってくるからです。
たとえば、一番多いのが「目」のようで、頚椎1番を調整すると、こちらが何も聞かないのに、

「目が明るくなりましたわ」とか

「かすんでいたのが晴れてきましたね」などと言うのです。

また、汗かきの方が、たった2回しか治療してないのに、
「完全に治ったわけではないが、ましになっている」と言ってくれたり、
「寝にくい」と言ってた方が、治療の途中から、
「眠たくなってきた」なんて言ってくれるからです。

この現象は、頭蓋骨療法の研究をしているときにも経験しました。
しかし、頭蓋骨療法の場合は、頭蓋骨の縫合を緩めるので、眠気が来るのは理解できますが、頚椎調整の場合は、特に頭蓋骨を調整しているわけではありません。
頚椎1番を含めた頚椎を調整するだけなのです。

これらのことから、少し飛躍しますが多分、頚椎1番を調整することで、蝶形骨まで動くのではないかと考えらるのです。
それは、蝶形骨を左右に動かすことで、蝶形骨は頭蓋骨や脳の分野と連結していますので、その部が正常位に戻ると眠気が来ると考えているからです。

また、「頭がすっきりした」という方もいますが、それは頚椎調整で大脳皮質の「眼窩前頭皮質」にも作用するのではないかと考えてしまうのです。
眼窩前頭皮質は、「思考や判断の中心的な役割があり、視覚、聴覚、感覚とともに、味覚や嗅覚情報も収斂していて、扁桃核、海馬、視床下部、線条体とも密接な結び付きがある」という説明があることから、首(頚椎)を調整することで、大脳皮質までいい影響が出ているのではないかと考えてしまうのです。

そして、頭蓋骨療法で、後頭乳突縫合を調整することにより、さらに「気持ちいい状態」になるのですが、それは、人間が受け取る情報の80%以上が目から入ると言われ、その情報処理に疲労していた目や脳が解放されるからだと思います。

新・頸椎矯正法が思わぬ方向に行ってしまいましたが、これは単に、首・肩の凝りや上肢の異変を治めるだけではないようなので、深く研究する必要がありそうです。
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