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2018/11/30

左足、左中指、左腕、左耳の珍しい臨床例 

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。


このような感じで引っ張ったらしいです 



治ったみたいですねー。おかしいわー 



昨日来られた患者さんで、以下のようなことを訴える方がいました。
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① 左足が冷たくなってふくらはぎがよく吊る。
② 左薬指を引っ張った時に違和感が出て、その後から200mくらい歩いたら、左腕が重だるくなる
③ 左腰にかゆみが出てきた
④ 左耳をかいたらせき込むようになってしまった(左薬指が原因かと思い気になる)
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この問診表を見て、すぐに「三焦経がおかしい」と思いました。
それから脈診をしたのですが、やはり三焦経がおかしいので、とりあえず自律神経を整えるために、頚椎1番を「新・頚椎矯正法」で調整してから、左足の傍谷穴(ぼうこくけつ)に1個だけお灸をすることにした。
お灸をスタッフに頼んだのですが、お灸が済んで、スタッフが私のところに来たので、

「どう?」と聞くと、

「治ったみたいですよ」と言うので、

「どこが?」と聞くと、

「足が」と言うのでそのブースに行き

「どうですか?」と聞くと、太ももを触りながら、

「治ったみたいですね。おかしいわー」と言う。

そこで、

「ブログのネタにしたいので、写真を撮らせてくれませんか」と聞くと、前にも写真を撮らせてもらった方でしたので、

「いいですよ。どうしたらいいですか?」とすぐにOKのサインが出た。

さて、その「傍谷穴ですが、当院では、「足の三焦経」としてよく使います。
このツボは、消化器系の異変や胆経の異変で使うのが多いのですが、胆経の場合は、臨泣と圧痛の強さを観て、傍谷に強い痛みが出た場合に使います。

この方は、左傍谷穴を押したら、我慢できないような痛みがありましたので、そこに1壮だけお灸をしたのです。
足も手の指も耳も、全てが三焦経の関連だと判断したので、傍谷穴を押してみたのですが、「こんなにもはっきりと三焦経に現れる」とは、非常に珍しい症例です。

それで、治療が済んでから、待合のイスに座っていましたので、何かを話しかけようとしたら、

「でも、おかしいねー。足で、手も耳も治るんですねー。私もっと長生きしそうやわー」と笑いながら話していました。
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