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2018/11/28

先日の臨床実践塾 仰臥で行う骨盤矯正

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第二部での実技 



第二部の後半で、「伏臥での骨盤矯正」として、手技での骨盤矯正法を解説したのですが、時間に追われて、サーッと見てもらうだけになりました。

骨盤矯正法もいろいろありますので、自分が使いやすい方法を使えばいいと考えているのですが、患者さんにとって、座位、伏臥、仰臥を繰り返されるのは、きっとしんどいことだと思います。
そこで、骨盤の構造から考え出したのが、この矯正法です。

伏臥のままで行なえる、この骨盤矯正法は、伏臥になったままで行う操法です。
骨盤は、仙骨と寛骨(腸骨・恥骨・坐骨)から構成されているのですが、「骨盤が歪む」というのは、言い替えると、それらの骨を結んでいる靭帯の歪みということになります。

つまり、靭帯が何らかの原因で縮んだり、緩んだり、左右差が出たりしたときに、骨盤が歪み、仙腸関節や股関節に障害を起こすわけです。
ですから、伏臥のままで、靭帯を整え、骨格を動かすことができれば、骨盤は矯正されることになります。

具体的には、仮に腸骨(腰の横の骨)が捻じれたとしますと、伏臥になってもそれを診ることができますので、伏臥の状態で、飛び出ていると思わる腸骨があれば、それは腸骨が内側に捻じれていますので、飛び出た部位を押えて、腸骨の捻じれを取ればいいわけです。

と言っても、腸骨は前傾や後傾も起こすので、ただ押し込むだけでは治まりません。
ですから先に、腸骨の前傾や後傾を整えてから、捻じれを矯正したほうがいいのです。

これは当院で、腸骨の前傾矯正の時に使うテクニックを展開させたものですが、前傾矯正をすると、仙腸関節が動きますので、そのついでに骨盤の歪みも取れるのではないかと考えたのが始まりです。

ただ、骨盤の軽い捻じれならこれで取れますが、骨盤の捻じれが起こって時間が経ったものや、捻じれが強かったりした場合の矯正には適していません。
つまり、軽い捻じれと言いますか、体幹や下腿に何らかの障害が出たせいで、骨盤が捻じれているという時などに用います。

この治療法の便利なところは、他の治療をしながら、「骨盤をもうちょっと動かしたい」と言う時に、体位を変えずにそのまま矯正できることです。

先日の実践塾では、この矯正法の解説も時間がなかったので、早口で解説し、モデルになった方を、ササーッと動かしてデモンストレーションをしたので、わかり難くかったと思います。
ですから、12月23日は、「頚椎矯正法」と一緒に、この矯正法もやった方がいいように考えています。
あ、その場合は、11月25日に参加した方々は無料にさせて頂きます。

※ 12月23日の実践塾参加募集の追加は5名ですので、ご了承ください。
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