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2018/11/10

連載4:めまいと脊柱 (11/25の臨床実践塾)

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わかりやすいようにマーカーで示してみました


※ このブログで公開する写真は、ご本人の許可を得て掲載しています。


先週来られた「めまいの患者さん」が、今週も来られました。
今週が2回目の治療です。
先週が初診だったのですが、その時はこのように話していました。

① めまいと嘔吐がある

② 下を向くとグルッと回る感じで下に落ちていくような症状です

③ CTとMRIでは異常なしでした

④ H18年に突発性難聴と耳鳴り

⑤ 同年5~9月めまいと嘔吐

⑥ H20年8月以降いったん症状がなくなった

⑦ 今年の6月、朝に寝がえりをしたときめまいと嘔吐

⑧ 10月末にも同じ症状が出た

⑨ H15年、義母の介護のため同居を始めた

⑩ 今年、母が入院して8/30~10/15毎日病院に通っていた

⑪ 今まで鍼灸治療を受けたことはない


この内容からすると、H18年からめまいの不安を持ちながら暮らしてきたことがわかり、精神的にも肉体的にも大変だったことがわかります。

めまいは何人も治療してきたのですが、個人的には難しい治療とは思っていません。
治療方法は拙著『人体惑星試論奥義書』にも書いたのですが、上部胸椎を整えるのと、関連している臓腑を整えれば、それで治るからです。
ですからめまいで来院しても、2回か3回で終わる人が多いのです。

この方も、2回目の治療が済んでから、頭を前に倒してもらったら大丈夫のようでしたので、多分あと1回ぐらいではないかと考えています。
そして、ご本人も治療が済んでから、「1週間飛んでもいいですか?」と聞いていましたので、「大丈夫だと思いますよ」と答えておきました。

ただ、この方の場合は、過去に大きな手術をしていますので、「めまいではなく」ちょっと気になることがありました。
七星論を勉強された人はわかると思いますが、上部胸椎が写真のようにズレているからです。

つまり、臓腑のヒズミが大きいと考えるわけです。
何度も言いますが、脊椎の歪みでめまいを起していると考えるのですが、その前に臓腑のヒズミがあるからです。
でも、それは病院の検査には出てきませんので、病院では臓腑のことは何も言われません。

そして、この方の場合は、これまで診てきた「めまいの患者さん」とは、ちょっと違うところがあったのです。
ですから、多分5回ぐらい治療しなければ「完治」とは言えないかも知れません。
余計なことを言うと、「不安を煽る」ことになりますので、ここでは言いませんが、ご本人にはちゃんと説明してあります。

※ 11月25日の臨床実践塾では解説します。
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