FC2ブログ
2018/11/07

連載3:めまいで来院する患者さんの鍼灸診察と治療について (11月25日の臨床実践塾)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。

めまい(連載)  (連載1)   (連載2)   (連載3)    (連載4)



めまいの鍼灸治療にもいろいろあります



めまいで来院された患者さんに対して、当院では問診の後に行う検査があります。
それは、「めまい」と言っても、原因によって治療法が異なるからです。
その検査は治療のために必要なことでもありますが、患者さんにとって非常に大切なことだからです。

たとえば、めまいを分類しますと、現代医学では以下のように分類していて、めまいで専門病院へ行くと、下記のどれかに当てはまるというわけです。

① 良性発作性頭位めまい
特定の頭の位置をとったときや頭の位置を変えたことで現れるので、寝返りを打ったときや起床時、洗顔で下を向いたとき、洗濯物を干すときなどにめまいが起こる

② 前庭神経炎
風邪を引いてから1~2週間した後に発症する激しいめまいですが、2~3週間も経てばよくなる

③ メニエール病
突然発症し、短くても20分以上、長いものでは数時間もえまいが続くものまであり、横になっても回転しているかのようなめまいが続くため、吐き気や嘔吐が起こる人もいる

④ 突発性難聴
朝目が覚めると発症しているような「突然発症する難聴」で、不随する形でめまいなどが起る

⑤ 脳血管障害
脳血管障害は、動脈硬化が根底にあって発症することが多いのですが、それに伴い頭痛、めまい、ふらつき、吐き気などの症状が起こることがある
当院で、「腰が痛くて、ふらふらする」と訴えて来た方がいましたので、病院での検査を勧めたら、脳出血が見つかりました

⑥ 脳腫瘍
腫瘍が大きくなり内部の圧力が高くなることが原因となり、頭痛、吐き気や嘔吐、視力が低下して物がぼやけて見えたりするなどの目の症状があげられます。
腫瘍のある場所によって耳鳴りや難聴が出てきます
小学2~3年生の子が脳腫瘍で来たことがありますが、座ることもできませんでした。。

以下の※印は「めまい」に分類するかどうかは医療機関によって違うようです。

⑦ ※ 起立性低血圧症
起立性低血圧とは、急に立ち上がったときや長時間立ち続けていると、立ちくらみ・めまいなどを起こす状態のこと

⑧ ※ 高血圧
血圧が高くなった場合、めまいや頭痛や視力低下、吐き気などの症状を伴うことがある

⑨ ※ 貧血
貧血の一般的症状として起こるめまいや頭痛で、脳の酸素不足が原因です

⑩ ※ 更年期障害
更年期障害で起こる症状の一種で、のぼせ、ほてり、めまい、頭痛、全身倦怠感の症状があります


これらが現代医学で「めまいの原因」としていることですが 臨床的に見ると、「非常に大事なこと」が抜けていると思います。
だから、「めまいは病院では治らない」と言われるのではないかと考えています。

その「非常に大事なこと」を知れば、めまいは意外に治しやすいのです。
ここは不特定多数が閲覧できるブログですので、ここに書くことはできませんが、今度の臨床実践塾では、実例を示しながら「診断&治療」の方法を解説していきます。
関連記事