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2018/10/28

脈診ができなくても診断はできる (きょうの臨床実践塾 第一部)

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足裏を観ても診断はできますが……



きょうの臨床実践塾第一部は、『脈診が出来なくても診断は出来る』(副題:~臨床に自信と説得力をもつために~)となっています。
この原稿が届いたときに、私も興味津々で原稿を読ませてもらったのですが、おそらく「診断」にこだわりを持つ人も興味津々ではないでしょうか。

東洋医学の診断は、基本的に四診(望、聞、問、切)なのですが、その中でも鍼灸に欠かせないと思われるのが「脈診」です。
鍼灸には「虚実」という概念があり、その治療には「補寫」というテクニックを使うからです。

つまり、脈を診て、「虚しているか実しているか」を診て、虚しているなら「補す」し、実しているなら「寫す」わけです。
つまり、エネルギーが弱いと思えば、エネルギーを補うような操作をするし、エネルギーが旺盛だと思えば、エネルギーを抜く操作をするわけです。

それによって、体はどのように変化するかと言うと、「補すれば」エネルギーが活発になるし、「寫すれば」エネルギーが穏やかになり、他の経絡とバランスが取れてくるわけです。
そうすることによって、全体のエネルギーバランスを均衡にして、疾病から回復させたり、健康状態を維持させたりするわけです。

さてしかし、脈診ができないと、そのような操作ができないことになりますので、鍼灸学校の先生方は、鍼灸学生に教えるためにいろいろな研究をしているのです。
その一つが、今回の『脈診ができなくても診断はできる』というテーマになったと思われます。

ま、診断にもいろいろあるわけですから、「脈診はできなくてもいい」と考える人も少なくないかも知れません。
しかし、仮に「虚」している経絡を「寫」したらどうなるかというと、症状をひどくしてしまう可能性があるわけです。

そのような意味で、今回の講義は、鍼灸学生にとっては「必要かつ不可欠」ではないかと考えています。

その原稿によりますと、最初に「問診」を行い、症状を「虚実に分類」しています。
そして、体の一部を押圧したり、筋を弾いたり、摩ったりして「虚実」の判断をするというものです。
そして、その部位もイラストで示されていますので、非常にわかりやすいものです。

診断と言えば、上の「足裏写真」でも診断はできるのですが、明確な「虚実」は決定しにくいものです。
しかし、今回の原稿に書かれたような方法なら、明確に「虚実」が出せますので、素晴らしいものだと思います。

 きょうの臨床実践塾  も楽しくkなりそうです。(^_^;)
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