お腹が痛い! 七星論での「頭部七星」を使ってみました
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あ、ここら辺が痛いです

頭に鍼を1本しました

あれっ? あれっ? なくなりましたねー、うふふ
「左のお腹が痛い!」という方が来られました。
この方は、月に1回治療に来られる方です。
前は、いつも面白いネタを持ってきて笑わせてくれたのですが、最近は面白いネタが少ないようです。(^_^;)
と言っても、この方は「脳梗塞」や「大腸がん」をしたことのある方で、体に関しては常に慎重な方です。
ただ、話をするときに、「どのように話したら受けるのか?」と考えながら話をしているようで、話のスピードは遅くないのですが、面白い構成で話を進めてくれます。
先日来たときには、よっぽど痛かったのか、難しい顔をして「お腹が痛いんです」と言っていました。
「お腹」と言っても、お腹にはいろいろな反応が出ますので、その部位を確認しなければ治療ができません。
そこで、
「どの辺りが痛いのですか。ちょっと触って見せてください」と言うと、お腹を触り
「あ、ここ、ここ、ここです」と言うので、確認のためにその部位を触ってみた。
「これですね!」と、その方が示した部位を押すと、
「うっ! そ、そこです」と言う。そこで、
「日本中医学会」の講演で、簡単な実技として「頭皮鍼」をやる予定にしていましたので、頭皮鍼をすることにしました。
もちろん頭皮鍼でなくても、この症状は治められるのですが、即効性があるのは頭皮鍼なので、「学会でのパフォーマンス」を行うつもりで、頭皮鍼をしたわけです。
頭皮鍼は、七星論での「頭蓋JAA」で、頭部七星を使った鍼法です。
そして、鍼をしてから、
「どうですかね? 痛みとれましたかね?」と聞くと、お腹を触り
「あ、ないです。えっ? どこだったのかな。ないです」と言うので、私も先ほど確認した場所を押してみたのですが、全く痛みはないようでした。
鍼をした部位は、「左の頭七金」というところですが、そこは「金=肺・大腸」の異変を整えることができるツボです。
その場だけの症状を治めるのなら、それだけでもいいかも知れませんが、たった2~3分で治療を終わるのは、患者さんをバカにしているように思われるし、実際にも、根本的な治療まで行うのが鍼灸だと考えるので、七星論での経絡治療をして、背骨の歪みも整えておきました。
そんなこんなで、「中医学会での講演」で行う予定の「頭皮鍼」を何人かに施しました。
ここで勘違いしてほしくないのは、「患者さんを実験台にしたわけではない」ですよ。
頭皮鍼は当院で頻繁に使っている治療法なのです。
ただ、普段の治療では、パパッと治療を進めていくので、頭皮鍼をしてから、いちいち確認はしないのです。
特別な場合以外は、一応の治療が済んでから確認をさせるのが一般的です。
しかし、その甲斐あって、「日本中医学会学術大会」では、頭皮鍼を使った実技公開が上手くいったような気がします。
学会の記事は、きょう写真データをもらいに行きますので、その後に書きたいと思います。
しかし、今度の学会は素晴らしい学会でした。
多くの医師が「現代医学で治らない患者さんをなんとか治したい」と考えて勉強を続けていることがひしひしと伝わってきたからです。
どれぐらい真剣かと言うと、なんと80歳を超えた先生が、広島の尾道から来られていたのです。
それだけでも敬服してしまうと思いませんか?
私は、それだけでも「すごい! 素晴らしい! これぞ医学者だ!」と思いました。
正直言って、髪の毛が薄くなった先生方は多かったです。
私はその80歳を超えた先生にお聞きしてみました。
「遠方から大変じゃなかったですか?」すると、
「いあや、辞めたいのだけど、治らない患者さんのことを考えると、辞められないのです」
「・・・・・」
ほんとに頭が下がります。

あ、ここら辺が痛いです

頭に鍼を1本しました

あれっ? あれっ? なくなりましたねー、うふふ
「左のお腹が痛い!」という方が来られました。
この方は、月に1回治療に来られる方です。
前は、いつも面白いネタを持ってきて笑わせてくれたのですが、最近は面白いネタが少ないようです。(^_^;)
と言っても、この方は「脳梗塞」や「大腸がん」をしたことのある方で、体に関しては常に慎重な方です。
ただ、話をするときに、「どのように話したら受けるのか?」と考えながら話をしているようで、話のスピードは遅くないのですが、面白い構成で話を進めてくれます。
先日来たときには、よっぽど痛かったのか、難しい顔をして「お腹が痛いんです」と言っていました。
「お腹」と言っても、お腹にはいろいろな反応が出ますので、その部位を確認しなければ治療ができません。
そこで、
「どの辺りが痛いのですか。ちょっと触って見せてください」と言うと、お腹を触り
「あ、ここ、ここ、ここです」と言うので、確認のためにその部位を触ってみた。
「これですね!」と、その方が示した部位を押すと、
「うっ! そ、そこです」と言う。そこで、
「日本中医学会」の講演で、簡単な実技として「頭皮鍼」をやる予定にしていましたので、頭皮鍼をすることにしました。
もちろん頭皮鍼でなくても、この症状は治められるのですが、即効性があるのは頭皮鍼なので、「学会でのパフォーマンス」を行うつもりで、頭皮鍼をしたわけです。
頭皮鍼は、七星論での「頭蓋JAA」で、頭部七星を使った鍼法です。
そして、鍼をしてから、
「どうですかね? 痛みとれましたかね?」と聞くと、お腹を触り
「あ、ないです。えっ? どこだったのかな。ないです」と言うので、私も先ほど確認した場所を押してみたのですが、全く痛みはないようでした。
鍼をした部位は、「左の頭七金」というところですが、そこは「金=肺・大腸」の異変を整えることができるツボです。
その場だけの症状を治めるのなら、それだけでもいいかも知れませんが、たった2~3分で治療を終わるのは、患者さんをバカにしているように思われるし、実際にも、根本的な治療まで行うのが鍼灸だと考えるので、七星論での経絡治療をして、背骨の歪みも整えておきました。
そんなこんなで、「中医学会での講演」で行う予定の「頭皮鍼」を何人かに施しました。
ここで勘違いしてほしくないのは、「患者さんを実験台にしたわけではない」ですよ。
頭皮鍼は当院で頻繁に使っている治療法なのです。
ただ、普段の治療では、パパッと治療を進めていくので、頭皮鍼をしてから、いちいち確認はしないのです。
特別な場合以外は、一応の治療が済んでから確認をさせるのが一般的です。
しかし、その甲斐あって、「日本中医学会学術大会」では、頭皮鍼を使った実技公開が上手くいったような気がします。
学会の記事は、きょう写真データをもらいに行きますので、その後に書きたいと思います。
しかし、今度の学会は素晴らしい学会でした。
多くの医師が「現代医学で治らない患者さんをなんとか治したい」と考えて勉強を続けていることがひしひしと伝わってきたからです。
どれぐらい真剣かと言うと、なんと80歳を超えた先生が、広島の尾道から来られていたのです。
それだけでも敬服してしまうと思いませんか?
私は、それだけでも「すごい! 素晴らしい! これぞ医学者だ!」と思いました。
正直言って、髪の毛が薄くなった先生方は多かったです。
私はその80歳を超えた先生にお聞きしてみました。
「遠方から大変じゃなかったですか?」すると、
「いあや、辞めたいのだけど、治らない患者さんのことを考えると、辞められないのです」
「・・・・・」
ほんとに頭が下がります。
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