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2018/09/07

左肩甲骨内側と左腰の痛み (9月23日の臨床実践塾)

この「診断即治療」は、 Gooブログ にも掲載しております。


新しい診断法と治療法 



以下のように訴える方が来られました。

一か月前から左肩甲骨内側ラインが痛かった。
カイロに行ったら一旦マシになったが、また痛くなってきて、マッサージ器を使うと、今度は、左上腕の後ろが痛だるくなった。
左首の後ろも痛い。
左の腰が痛い。仕事中捻じるストレッチをすると少しは楽。

七星論を知っている方なら、問診表を見ただけで、だいたいの診断は着くはずです。
左肩甲骨内側は、心や心包から、左上腕も心や心包からの引き攣りが上腕まで来ているわけです。
左首の後ろの痛みも心や心包からの経筋腱収縮牽引が起こっているのです。

さて、左の腰の痛みですが、これはどのように考えたらいいでしょうか。
七星論には「対応経絡」というものがありまして、以下のように対応しています。

任⇔督(任脈と督脈)

水⇔火(腎・膀胱)と(心・小腸)

金⇔木(肺・大腸)と(肝・胆)

地⇔土(心包・三焦)と(脾・胃)

このような関係から考えて、左の腰の痛みは、「多分、腎からだろう」と考えることができます。
(筋骨系だと脊椎や骨盤、脊柱起立筋や腰方形筋が原因と考えると思います。
となると、今度は「どのような治療法を使おうか」と考えるはずです)

そこで、最近考えた治療法を使ってみました。
あまり難しいことはありません。
横向けに寝てもらって、側腹部から腎臓を押すようにしたのです。
つまり、腰方形筋の外側辺りを押すわけです。


腰方形筋 


ただ、そこだけでは治療効果が少ないというか、「気持ちいい」だけに終わったり、再発したりする可能性があるので、関連する筋も押さえました。
そして、20秒ぐらい押したところで、

「どうですか? 痛みは取れてきました?」と聞くと、

「はい。ツボに入っているという感じで、ものすごく気持ちいいです」と言う。

そして起き上がってもらって、確認してもらうと、「軽い、軽い」と言います。

となると、先ほどの対応経絡から考えて、「水:火の関係」で、腎が整えば、心も整いますので、左肩甲骨内側ラインや左首の痛みも軽くなっているはずです。
首の痛みを聞くのは忘れたのですが、紫宮に千年灸をしてもらいながら圧痛を聞いてもらったら、圧痛はほぼ取れたとのことでした。

それから経絡を整えて治療を終了したのですが、この方は遠くから来られるので、次回の予約はとらずに、
「体調が悪くなったらまた連絡をください」と告げておきました。

筋骨や経絡の関係を考えると、いろんな診断法や治療法が浮かんでくるので、次々といろいろな診断法や治療法が出てきますが、今回のこの方法は、それ相当に時間をかけないと、まとめられないと思います。
しかし、とりあえず分かった分だけでも公開することにしました。
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