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2018/08/25

ガングリオンを巨鍼療法で治める (8月26日の臨床実践塾)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。


ガングリオンを潰しているところ


私は巨鍼でガングリオンを破って、後はスタッフに潰してもらいました。


潰した後の養生で包帯を巻いたところ


この養生は大切で、ガングリオンがあったところに、綿花を折り曲げて当て、包帯で押さえておきます。
きのうは、スタッフから、
「お風呂はどうするんですか?」と質問が出ました。

この質問は大切です。
真剣に考え、後のことまで想像しているからこのような質問ができるからです。
見て、聞いて、「わかった」と思う人は危ないです。(^_^;)


ガングリオンの治し方 を、2005年7月にブログにアップしたのですが、いつの日からか、毎日ガングリオンの記事が検索されるようになった。
多い日は70PV以上、少ない日でも30PVぐらいの検索があるようです。
これは、ガングリオンで困っている人が多い、という裏付けにもなります。

ガングリオンの治し方は、発症してからの経過時間や、ガングリオンの大きさによって違います。
発症してまだ時間が経ってなく、親指の頭ぐらいなら、そのまま指で押し潰して治めます。

ちょっと時間が経って、押してみて、「指では潰せない」と感じたら、巨鍼でガングリオンの袋を破り、中に溜まったジェリーを周囲に散らします。
もっと時間が経ち、直径が2~3㎝なら、お灸で治めます。

特殊な例としては、三稜鍼(鍼灸師が使うメスみたいなもの)でガングリオンの袋を破ります。
ガングリオンで膨れた皮膚は、麻痺していますので、感覚が多少麻痺していますので痛くはありません。

昨日、手首にガングリオンのできた方が来られたので、ビデオ撮影の許可をもらって撮影したのですが、改めてビデオを見たら、生々しいし、痛そうに見えるので、ビデオは 明日の臨床実践塾 で公開することにしました。

と言うのは、人には「器用・不器用」というのがあり、十分に訓練を受けてない不器用な人がビデオを真似て治療に当たるのは、問題があると考えたからです。
理由は以下の通りです。

① 巨鍼でなくてもできるだろうと毫鍼で試す可能性がある

② 巨鍼の使えない人がやると失敗する可能性がある

③ 失敗すると、「あのビデオは嘘だ!」と言われる

④ ガングリオンの治療だけで終り、養生法を教えることができない

⑤ 何故ガングリオンができるのかを知らないので治療後の指導ができない

主にはこんなところです。

あまり偉そうなことは言いたくないのですが、ちょっとだけ……、
治療テクニックとしては簡単ですが、簡単な治療法でも真剣に取り組まないと失敗する可能性があるので、治療は常に慎重に取り組んでほしいと考えています。
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