FC2ブログ
2018/08/18

子宮筋腫とスクレラのサイン (8/26臨床実践塾)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。



ヘアピンカーブとカプセル化への進行 



スクレラ分析には、いくつもの「新生物サイン」がありますが、上の写真は「子宮筋腫」の方で、最初は大きいので7㎝ほどあったのですが、現在は3㎝ぐらいになっています。
スクレラでみると、二つの新生物サインがあります。

赤丸で囲んだ部分ですが、一つは血管の先のほうで、つぼみのようになった部分です。
これは、まだつぼみにはなっていませんが、カプセル化が始まっていると観ます。
カプセル化されると、代謝が落ちますので、多少の不具合が出てきます。

もう一つは、血管がグニュッと曲がったところで、全体的にみると「ヘアピンカーブ」のように見えます。
血管がこのようになるのは、ホースが曲がったのと同じと考えるので、血液循環の悪さを現しています。
これも新生物のサインです。

子宮筋腫はエコーで観るとわかるので、わざわざスクレラ分析をする必要は無いかも知れませんが、「改善されているかどうか」を観るためです。
というのは、病院は行きたがらない人も多いので、そのような方のために何かの基準を作っておきたいのです。

「基準を作ってどうなるんだ!」と言われると、言葉がありませんが、基準を作っておけば、鍼灸治療の方法や食事指導の方法を検討することができるからです。
「分析」ですので、治療にはなりませんが、スクレラに出た変化で「治療方針」を定めることができるわけです。

東洋医学は科学的ではない部分が多いのですが、科学で見えない部分を見ることができます。
たとえば、鍼灸の「経絡」なんてものはその典型的なもので、経絡とか経穴というのは、実際に何千年も診断と治療に使われてきましたが、未だに科学で解明されていないそうです。
ですから、科学で解明できないのは「すべて切り捨てる」というのは乱暴というものです。
いや、乱暴と言うより、「患者さんの心を知らない」人のやることです。

患者さんにすれば、「治りたい」という心が優先するからです。
そのための指針があるのとないのとでは、安心が違うと思います。
何かの指針があれば、安心できます。
良くなっていたらそれでいいし、悪くなっていたら「頑張ろう」という気持ちになるからです。

8/26の臨床実践塾 では、このような「スクレラ分析」を勉強します。
と同時に、分析結果に従った治療方法も含めていますので、翌日からの臨床に役立つのではないかと考えています。
関連記事