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2018/07/30

右腕の外側が痛い。スクレラで「物忘れの診断」ができないか 連載6

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写真① 頭蓋JAAでの上肢点 



写真② 大円筋 



「右腕を挙げると、右腕外側が痛い」という方がいました。
腕を挙げてもらい、痛むところを押えて頂くと、上腕の後外側のほうでした。
そこで、写真①のように、頭蓋JAAでの上肢点へ刺鍼して、腕を挙げてもらうと、
「あ、ちょっと楽です」と言う。

それから痛みの原因となっている(写真②の)「大円筋」を触り、

「その痛みの原因は、ここにあるみたいですよ」と言うと、

「五十肩?」と聞くので、

「そうですねー、ちょっとその気があるみたいです。ここは大円筋と言うのですが、この筋肉を自分でもほぐしていてください」と、大円筋のほぐし方を教えておきました。

さて、頭に刺した1本の鍼ですが、この鍼でどうして腕の痛みが軽くなったかを説明しておきます。
実はこの鍼、「上肢」にも効くのですが、七星論で観ますと「肝」にも効くのです。
つまり、筋肉全般にも作用するというわけです。
「肝は筋膜を主る」と言われるからです。

ここ何年か「頭皮鍼」の臨床試験を繰り返しているのですが、やればやるほど面白くなってきます。
頭皮鍼は、中国にもいろいろありますので、中国の頭皮鍼も参考にするのですが、私がやっているのは、持論の「スカルセラピー」(クラニオ・セイクラル・オステオパシー的な手技療法)からアレンジしたのを使っています。

クラニオ系では、手指で頭蓋を動かしていくのですが、私は解剖学での頭蓋縫合と、七星論での「頭部七星」や「頭部への七星配置」を基本にして鍼で頭蓋を動かしていきます。
鍼を使う理由は、頭蓋縫合の調整が容易であることと、脳への刺激ができると考えているからです。

脳への刺激で言いますと、「物忘れ」に効果があることを知ってから、私自身も時々使いますし、対象となる患者さんが来ましたら、その方々にも使っています。
先日来られた方は、「物忘れ」の話はせずに、「物忘れの鍼」としたのですが、近所の方に「頭がスッキリするよ」などと話していたそうです。

この「物忘れ」へのアプローチは、年配の方々に喜んでもらえると考えていたのですが、意外や意外40代50代の方々にうけているようです。
40代50代と言いますと、「働き盛り」ですので、確かにそうかも知れません。

そして、最近頭を触りながらよく言うのが、
「お、計算力も想像力もよく働いているようですね」とか、

「あれっ? 最近計算を間違うことはありませんか」というような内容です。

すると、
「えっ? 何でわかるんですか?」とか、

「計算が苦手になってきました」と返事が返ってきます。

でも、この診断法は難しいので、スクレラで診断できるようにならないかと考えているところです。
その診断法を2~3か月研究すれば見えてくるのがあるかも知れませんので、その時は、このブログに書いていきたいと考えています。
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