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2018/07/16

腰の痛みが激しくて歩くのも大変です(巨鍼療法とスクレラ)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



側頭部に刺鍼下のは、腎を狙った鍼です 




虹彩下部から上に伸びた血管が途中で細くなっています 



7月7日に来院した患者さんですが、カルテには以下のように書かれています。
7/3にぎっくり腰のようになり、右腰の痛みがきついが、シビレは出ていない。L4,5辺り辺りの高さが一番痛い。肩もパンパンに張っている。

その前に来たのが、去年の9月ですので、約1年ぶりの来院です。
この方は、鍼にも慣れていますし、いつも1~2回の治療で治るので、今回も、そんなものだろうと考えていました。
しかし、その方が強く訴えていたのは、
「近くの治療院で治療を受けたときに、腰を捻じられ、家に帰ってからだんだん痛みがきつくなってきて、仕事にも行けなくなった」ということでした。

たま~~に、この方と同じようなことを訴えて来る方がいますが、そんな場合は、そこの治療院に悪いので、その話には乗りません。
しかし、貴重な情報ですので、それを考慮しながら治療をします。

ただ、この方の場合は、前にスクレラを撮影したとき、腎の角度に異変があるのを覚えていましたので、そのスクレラを思い出しながら治療を行いました。
頭皮鍼の側頭部に刺鍼したのがそれに当たります。
その他に、経絡治療、巨鍼療法も行いましたが、治療の途中で、
「あ、あ、だいぶいいです」と言い、ベッドから降りて立ってもらっても、確かにいいように思えました。
その日は80%ほどしか治まらなかったのですが、やりすぎて、後で他のところに痛みが出ても困ると思い、それで治療は終了しました。

すると、その翌々日、私の携帯に「やっぱりまだ痛いので治療をお願いできませんか」と、メールが入りました。
さてしかし、その日は月曜日で、当院は休診日でしたので、
「すみませんが、休診日の治療は割増になるのですが、よろしいでしょうか」と承諾を得て、治療をすることになりました。

先日よりは良くなっているようでしたが、その日でなんとか治めたいと思い、座位での巨鍼療法をしました。
座位での巨鍼療法というのは、ベッドに座ったまま背中に巨鍼を通す方法です。
これは、ヘルニアなどの場合に使う方法ですが、腰を伸ばした状態で巨鍼をしますので、腰の筋肉がかなり緩みます。
筋肉が緩むと、椎骨間の隙間が開きますので、圧迫されている神経が解放されて痛みが治まるわけです。

次いでに話ますと、もう一つ強烈な筋腱弛緩法として使うのに、正座で刺鍼する方法もあります。
正座をした状態のまま、前の方に両手をついてもらい、そのままの恰好で巨鍼をするわけで、これはほんとにバツグンの効果があり、その治療を受けた人は、足がほとんど挙がらない人でも、その場で足が挙がるようになります。

その日の治療も、巨鍼以外は、前回と大差のない治療法をしました。
そして、次に来られたのは13日で、「ほぼ大丈夫」と思えたのですが、

「明後日、6時間ほど講義があるのですが、大丈夫でしょうか。もし、ダメなら他の方に代わってもらうこともできるのですが……」と言うので、

「用心のために、他の方に代わってもらったほうがいいと思いますよ」と話しておきました。
まじめーな方ですので、無理をするとイケナイと思ったからです。

この方の虹彩は、ちょっと特徴のある虹彩で、下から上に伸びた血管が途中で細くなっています。
その細くなったところは、「回復の兆し」と観ますが、まだ奥に潜んでいるのがあったようですので、今度来られた時に撮影して見るつもりです。
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