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2018/06/21

あれっ? 何するんだったかな? (6/24の臨床実践塾)




やろうとしていたことが思い出せない



この頃は若い人でも物忘れをする人が多くなってきました。
物忘れが出るまでには、いろいろな症状が出てくるものです。
肩こり、眠たいけど眠れない、食欲不振、疲れが残る、体が重い等々、元気な時に比べて、「普通じゃない!」と感じる症状です。
しかし、病院へ行っても多くが「何もありません」と言われるようです。

鍼灸院へ来る方は、そのような症状を訴えて来る人も少なくありません。
そのようなときに、我々は何をするかと言いますと、東洋医学の診断で、体の歪みを診たり、臓腑の盛衰をコントロールして、体の歪みや臓腑のアンバランスを整えるようにします。

ただ、それぞれの治療師は、「自分好みの治療法」を使っています。
たとえば、ある治療師は、
「脳脊髄液の流れが輪対ですね」と言い、ある治療師は、

「頚椎が歪んでいますね」と言い、ある治療師は、

「腎臓や心臓の動きが悪いようですね」と言うかも知れません。

どれも間違いではないと思いますが、正解とも言い難いです。
何故なら、「物忘れ」は一つの原因ではないし、治療法も確立されてないからです。
もちろん、患者さんには告げなくても、治療師が原因を把握していればいいのですが、そんな治療師は多分少ないと思います。

たとえば、クラニオ・セイクラルなどをやっている人は、基本が「脳脊髄液の流れの悪さ」ですので、クラニオ系の治療をしている治療師は、脳脊髄液の流れを良くするような治療をすると思います。

また、鍼灸で治療している治療師は、腎虚の治療で脳の代謝を上げるようにするかも知れませんし、カイロプラクティックで治療している治療師は、骨格を整える治療をするかも知れませんし、ほぐし系の治療をしている治療師は、筋肉をほぐして症状を治めようとするかも知れません。


さて本題に入りますが、「物忘れ」が出るときのことを考えてみますと、物忘れが出る前に、以下のような症状が出ていることがあります。

 記憶力低下の自覚
 集中力がない
 気分がふさぐ
 疲れやすい
 持続力の低下
 思考力の低下
 注意力の低下
 理解力の低下
 判断力の低下
 表現力の低下
 作業効率の低下
 寝た気がしない
 うっかりミスが多い
 コミュニケーションが取れない
 考えるのが面倒臭くなった

50を過ぎた人なら、いくつか当てはまるのではないでしょうか。
「まったく当てはまらない」と言う人は、逆に危険かも知れません。
何故かというと、自覚してないのは症状が進んでいる可能性があるからです。(^o^)
しかし50を過ぎると、普通はあるものと考えますので、心配は要りません。

そういう症状を自覚している人は、脳の疲労をとればいいのです。
つまり、脳に炎症が起こっていると考えてください。
炎症と言っても、体温計で測っても出てきませんが、熟れた人が触ると、手の平だけでわかります。
炎症が起こって、脳の代謝が低下しているのです。

「脳疲労の取り方」は、自分だけでやると根気が要ります。
でも、「続かない」と言って、諦めないでください。
それをほっておくと「物忘れ」が出てくる可能性があります。
脳疲労のことは3年ほど前にも、このブログに何度か書きましたので、ここでは控えておきます。

それでは、「物忘れ」は、どうすればいいのかということですが、簡単に書きますと、以下のような方法で解決できます。
① 体の歪みを整える
② 頸椎を整える(特にC-1)
③ 脳を活性化させる(これは難しいです)

ですから、一つのツボで治まるというものではないわけです。
そして、「物忘れ」の問題は時間がかかりますが、治らないわけではありませんので、安心してください。
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