巨鍼の威力がわかる実技を公開
画像クリックで動画が再生されます
臨床実践塾では、毎日の臨床に使える理論やテクニックを解説しています。
今回の臨床実践塾では、巨鍼療法での「巨鍼の威力」を公開しました。
それは、巨鍼療法ならではの治療効果がある秘訣でもありました。
何をしたかと言いますと、巨鍼を2㎝ほど刺して、背骨の歪みを矯正したのです。
方法は、上のビデオを見て頂くとわかるのですが、腰のツッパリがパッと取れ、腰の動きがフニャフニャになるのです。
フニャフニャになると、力が出ないのではないかと考える人もいますが、実は筋肉は柔らかいほうが、力は出るのです。
硬い筋肉だと、筋肉の特権である「筋収縮」の範囲が狭くなり、筋肉としての「力」が発揮できないのです。
筋肉は弛緩と収縮で力を発揮しますので、より「しなやか」なほうがいいわけです。
また、「巨鍼は痛い!」と思っている人も多いのですが、実はそんなに痛くないのです。
それは何故かと言いますと、5月23日のブログに書きましたように、「分刺」という手法を採用しているからです。
つまり、巨鍼は、「突き刺す」のではなく、筋肉をかき分けながら進んでいくのです。
そのために、「巨鍼を学ぶ人は巨鍼の制作から行なってください」というわけです。
そうです。
そうすることで、巨鍼の針先を整備することができるからです。
とりあえず、上の画像をクリックして「巨鍼の実技動画」を観てください。
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