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2018/05/27

左の肘が痛いんです (5/27の臨床実践塾準備)



ここ、ここが痛いんです



「左の肘が痛い」と言う方が来られました。
部位を確認すると、最初は肘頭辺りを触っていたのですが、
「ブログに掲載する写真を撮らせてくださいね。もう一度触ってくれませんか」と言うと、痛みを追いかけるように探っていましたが、徐々に上腕下部のほうに指を動かしていき、
「あっ! ここです」と言っていました。

こういうことはたまにありますね。
「頭が痛い」と言ってるのに、実は肩だったり、「腰が痛い」と言ってるのに、肩甲骨の下辺りだったりと、それぞれ表現が違いますので、痛みの出ている場所は本人に確認したほうが賢明かと思います。

それで、
「あ、そこなら、おもしろい治療ができますよ。10秒で痛みが消えます」と言うと、「ほんとにー?」という顔をしていました。
そこで、
「はい! おでこを爪で触りますね」とおでこを示指の爪で軽く押しました。

そして、
「はい。痛みを確認してみてください」と言うと、ハトが豆鉄砲を喰らったような顔をして、
「あれ? なくなりましたね。ええ?」と言いました。

実はこれ、YNSAという頭皮鍼法を使ったのですが、このような症状の場合は、経絡を使っても、心経の墓穴を使っても、腎査穴を使っても痛みを消すことができるのです。
何故かと言いますと、症状の出ているところが、はっきりと「心経」に出ているからです。
つまり、心経を整えれば、症状が治まるというわけです。

そして、心経(火)と腎経(水)は対応経絡ですので、腎経を使っても治めることができるわけです。
対応経絡とは、相対応している経絡のことで、七星論ではよく使います。

対応経絡:
督脈≒任脈
水(腎・膀胱)≒火(心・小腸)
金(肺・大腸)≒木(肝・胆)
地(心包・三焦)≒土(脾・胃)

この対応経絡を使うことで、本当の病因まで治すことができると考えています。
たとえば、何週間か前にテレビで「狭心症」のことが放映されていました。
そして、登場した医師は、
「浮腫みは狭心症です」と言っていました。

間違いではないかも知れませんが、浮腫みには2種類あります。
① 指を放すと表面の皮膚だけすぐに戻る浮腫み
② 指を放しても戻らない浮腫み

このテレビで語っていた医師は多分、②のほうを言っていたと思いますが、その医師に質問してみたいのは、
「浮腫みのある人は全て狭心症ですか?」と。

浮腫みで知られるのは、「腎臓病」です。
そのことを見聞きした人は多いと思います。
また、肝硬変でも浮腫みは出てきます。

「浮腫みは狭心症」というのは、説明不足ではないでしょうか。
それを七星論で説明すると、先ほどの対応経絡で説明できます。
水(腎・膀胱)≒火(心・小腸)の関係です。

つまり、狭心症が出る時は、腎機能も弱っているということなんです。
ですから、「浮腫みは狭心症」と決定するのは危ないと思います。
何が危ないかと言うと、「浮腫みは狭心症」として治療をしても、「腎」の治療がなされなければ浮腫みは消えないからです。

ですから、そのテレビを見て不安になった方はご安心ください。
腎の治療をすれば浮腫みは取れてきます。
そして、心臓に多少の異変を感じていても、腎を整えれば、それも消えてきます。
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