FC2ブログ
2018/05/11

足先の捻挫(5月27日の臨床実践塾準備)



このようにして立ち上がったと言う



車の事故というのは、時々想像を絶することがあります。
いや、車よりも人間のほうがもっと想像を絶することがあるかも知れません。

実は、きのう来られた方ですが、「捻挫したようで足先が痛い」と訴えていました。
どのようにしたら痛いのかを聞いたら、「足先を(中足趾節関節を)曲げると痛い」と言うわけです。
そこで、「転んだとか、つまずいたとかですか」と聞くと、

「ある行事があって、イスからこうして立ち上がろうとしたときに、右足の指を曲げたまま立ったので、それがいけなかったと思います」と言う。

つまり、上の写真のように足首を裏側に曲げたまま立ち上がったと言うのです。
バレリーナじゃあるまいし、そんなことをしたら傷めるのはわかっていることだと思うのですが、人って、とっさに思わぬことをすることがあるので、理屈じゃないんです。

でも、(失礼ながら)面白いと思ったので、
「写真撮らせてください。ブログのネタにしたいので……」と言うと、再び足先を曲げたポーズをとりながら、

「いいですよー。こんな感じでいいですかね」と、カメラと自分の足を繰り返し見ていました。

「OKですOKです」と写真を撮らせてもらった。(^_^;)



足の骨とMP関節・リスフラン関節


さて、この方が「痛い」と訴えているのは、MP関節ですが、実はこのような場合、痛みが出ている部位と原因となる部位は一致しない場合が多いのです。
たとえば、こどもの肩関節が外れた場合などは、「肘が痛い」と訴えます。
しかし、肩関節を整復すれば治るのです。

それと一緒で、この場合も、どこに異変が起きているのかを調べてから治療にかかるわけです。
とりあえず、その方の痛みが出たときのポーズがはっきりしていたので、すぐにリスフラン関節か中足骨の問題だなと思いました。
ですから中足骨とリスフラン関節を調整してから、立ち上がってもらい、痛みの出る格好をしてもらいました。
立ち上がってから、恐る恐るMP関節を曲げていましたが、「あれっ?」という顔をして、再び痛みの出る格好をしていました。
そして、

「痛くないですね。オホッ」と笑っていました。

それだけでそこの治療は終わりです。
もちろん、自分で何度も確認していましたが、痛みは全く出ないようでした。



☆ メールフォームが上手く作動しないようですので、ご質問のある方は、  こちらから お願い致します。
関連記事