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2018/05/05

鍼はここまで来ているんですね……。



腰に手を回してコリコリと押して鍼の確認をしていました
写真の手指より15㎝ぐらい下まで鍼を通してあります



きのうは休日診療で急患の治療をしました。
3日ほど眩暈(めまい)が続き、腰も痛い、という方です。
一番の目的は、「めまい」を治してほしいことでした。

この方は若いのですが、椎間板ヘルニアを2度も手術していて、当院に来られたときは、右足全体がシビレていました。
「手術の後遺症があるのかな?」と心配しながら治療したのですが、それは1回の治療で治まりました。

昨日の診断の結果は、脈診と六臓診では「肝」に問題があり、脊椎診では上部胸椎が右に曲がり、腰椎下部も右に曲がっていましたので、これもやはり「肝虚」と診ました。
それで、ご本人は、めまいの原因を、どこでどんな情報を仕入れたのかわかりませんが、

「三半規管の問題ですよね?」と言うので、

「メニエールのことですか、メニエールじゃないと思いますよ」と否定しておきました。

否定した理由は、はっきりとした上部胸椎の歪みがあったからです。
今までに何人も「メニエールと言われました」と来た方がいるのですが、その殆どが心・心包からくる脊椎の歪みで、脊椎を調整したら治ったからです。

※ 35年間に、本当にメニエールと思われた人は1人しか診たことがありませんので、私は三半規管は、臓腑を整えて脊椎の歪みを治せば治まると考えています。
(多分、頭蓋骨も関係すると思いますが、今までは頭蓋は触らなくても治ってきました)

さて、その方の治療ですが、肝臓を整えるにも、背骨の歪みを矯正するにも、巨鍼が威力を発揮しますので、巨鍼を1本使わせてもらいました。
巨鍼を刺してからカルテを書いていたら、その方は自分の左手で、腰を触りながら、「鍼はここまで来ているんですねー」と、落ち着いた口調で話すのです。

ちょっと驚きました。

巨鍼を日本に持ち込んでから、治療日には巨鍼を使うのですが、患者さんが自分の手で、巨鍼の刺された部位を確認するのは初めてだったからです。
しかも、その方は20代の女性なのです
私もやったことがあるので、痛くないのはわかるのですが、普通は緊張しているので、このように鍼を触る人はいないのです。

触る人はいなかったのです。
ですから、記念にと思い、
「あのー、写真撮ってもいいですか? 珍しいので」と聞くと、

「いいですよ」と言うので、

「顔は写しませんので、ブログに使ってもいいですか?」と聞くと

「いいですよ」と言ってくれました。

そして、
「この腰痛は治ることはないですよね、切ったのだから」と質問してきました。

「いや、〇〇さんの場合は、治療をすると何日か腰痛は治まっているので、肝臓を整えれば治ると思いますよ」

「ほんとですか?」

「何人かそういう方がいましたが、その方々も治りましたからね」

「治ったんですか?」

「治りましたよ。ただし〇〇さんの場合は肝臓を整える必要がありますよ」

「わかりました」

治療が済んでから、
「めまいはなくなりました。メニエールじゃないんですかねー」と言うので、

「脊椎の歪みが原因と考えてください。神経の流れが悪くなってふらついただけなんです」と簡単に答えておきました。
(この方は肝血虚もありますが、一度に話すと混乱するので、脊椎の歪みだけで止めておきました)



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